つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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発熱納め?とお礼
27日日曜日の朝、
つるちゃんは本調子ではなさそうだったけど、
寒くもなかったので、
それでもバッチリ暖かくして、
恒例の「お寺参り」を決行

いつも嬉しそうにしてくれるのに、
タクシーを降りてからも、ずっと居眠り。
家に帰るまで、ずぅっと この調子。

なんと、つるちゃんとかめこ 12年に渡る お寺参り史上 
初の 【寝たまま参り】 となってしまった。


今年最後の寺参り



翌日から、
午後になると 37度越え38度未満の熱が出る。
熱が無い午前中も、調子悪そうに テーブルに突っ伏してる。
良く晴れて暖かい日でも、散歩には出たくないって。
全然食べない とかじゃないけど、口の開け方も小さい。


訪問看護師さんは29日~4日までお休み。
もちろん、内科かかりつけ医キューピー先生もお休み。
ちょっと心細いです。




さて、この1年のご訪問ありがとうございます。

皆様には、いろいろ良くしていただきました。
教えていただいてとても助かったり、
反省材料にさせていただいたコメントも
たくさんあって、感謝しています。

また、
昨年12月に出版しました『本』に関しては、
引き続き応援いただきまして、ありがとうございました。


書籍『つるちゃんとかめこ』は、
かめこにとって3人目の娘 だと言いましたが、
ミニーとデイジーと同じように、
巣立っていってくれたようです。

この本に書かれたことは、
「かめこが書いた物で、あったこと感じたことそのまま」なんだけど、
皆様にいただいた感想のひとつひとつが、
その人の中の「つるちゃんとかめこ」になってくれているのを感じます。

「あとがき」は書かなくて正解だったなぁ。
自分で説明して、狭めたくないと思ったの。
あなたの思う(解釈する)「つるかめ」でいいと思う。
私の とても好きな あの本を、(mayumi先生のおかげです。ありがとう)
手元に置いてくださっている方は、
また 開いてみてくださいね。


サイコーに嬉しいこと、
サイコーに辛いと思ったこと、
いろいろあった2009年の終わりに、
私が届けたい思いは、
やはり あの本のままです。




押してね   この1年のご訪問ありがとうございます。


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テンプレートタイトル絵は、mayumi*さんが描いてくださいました。
動画部分は、ニャホニャホさんが加工してくだいました。


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【2009/12/31 00:27】 | 本のこと | トラックバック(0) | コメント(4) |
門アプローチ段差ステップ台
つるちゃんが、玄関外のアプローチの段差を、
すんなり上れなくなってきたのは、
今年の春頃の話だ。

上ろうとするけど、
ギリギリまで足をつけてしまい、足踏みするばかりで、
どちらの足を上げたらいいいのか分からなくなった様子で、
立ち往生する。



その頃は、
デイの送迎車の 高い階段は上れたし、
 (今は、たいてい下からも足を持ち上げる) 
家の浴槽にだって またいで入れるから、 (上に同じ)
「筋力が低下して足が上がらない」
というだけの問題ではなさそうだけど、
段の高さが半分になれば、
楽に上れるだろうから、
“台”が ほしいなぁと思った。

車や車椅子用のスロープでは、
つるちゃんは急な坂が上れなくなっているので、使えない。


ブロックでも何でも良さそうだけど、
かといって、
ほんとに何でもいいかというと、そうでもない気がする。

コレゾというものが見つからないまま、半年が過ぎてしまった。



その間、
つるちゃんが 段の前で立ち往生する頻度は増し、
すんなりうまく行く方が珍しいほどになる。

その上、道路から門への段差では、
奥行きが10センチほどしかない“縁石”を、
いったん踏みたがるようになってしまった。


つま先しか載らないから、
危なくて仕方ない。

足の先が 縁石を目指していると察し、

「ダメぇ。そこじゃないぃ」 と何度声を上げたことか。

(意外に器用にバランスを取るので、踏んでしまったら そのまま進む)




要するに、つるちゃんは中段がほしいのね。

もう、台を決めなくては。




こうして選んだものは、
室内ステップ運動用の ステップ台。
うちでは10cmで使っているけど、20cmまで調節可能。

外に置くための物ではないので、
つるちゃんが利用するたびに、設置する。
   
   
    (普段は 下駄箱の下に2つ重ねて置いている。
    かめこでも、この距離なら楽に持ち運べる)



段差を低く


これが、大正解。

利用しだして2ヶ月近く経つけど、
つるちゃんは、立ち往生することなく段を上れている。



●表面のサイズが、踏み台として ちょうど良い。
   幅も奥行きも たっぷりしていて安心感がある。

●色がはっきりしていて、目立つ。
   つるちゃんは認知症になってから視野が狭くなったようだ。
   それに、注意力も衰えているだろうから、
   とにかく目立って分かりやすいことが、とても良い。

●縁石の高さと合う。
    縁石の方が若干(5ミリぐらい)低め。
   上がる時に、前の方が高いと危ないが、同じか低めなら安全だと
   PTさんが教えてくれた。
      


      下 道路側
縁石に合わせて
      上 門扉側 


1つ8400円で、介護保険は利用できないから(利用できるものは1割負担ですむ
高額ではあるけれど、
つるちゃんにはピッタリで、安全面が万全なので、
かめこは とても気に入っている。




【2009/12/26 23:59】 | 介護品のこだわり | トラックバック(0) | コメント(12) |
意思を伝える力
22日午後、ケアマネジャーの定期訪問があった。


まずは、今月の つるちゃんの様子と介護について報告。


① 今月は、毎食良く食べられていて、お通じもたくさん出ている。       
       ●10月半ばの嚥下指導によって食べ方が改善していること。
       ●5月から訪問リハビリでストレッチを続けているので、
         食事を取るときの姿勢が改善したこと。       
       ●生活習慣を見直し、
         食事介助ヘルパーさんのサービス開始時間を、
         1時→12時に繰り上げてもらったこと。(トイレ誘導後に食事)

      

② Uターンが難しくなったので、狭い場所では介護方法を工夫している。        
        ●リビングのイスを利用。
        ●入浴時用回転シャワーチェアーを注文済み。
        →介護保険福祉用具適用。1割負担で購入できる。
         2台目なのでケアマネの意見書が必要。利用は1月になる。


③ 立っていられる時間が短くなったので、着替えの安全のために工夫している。        
        入浴前はトイレに座ってほとんど脱ぐ。
        入浴後や他の着替え時には、
            下をはいたら直ぐ座れるようにイスを用意する。 


④ 入浴後は歩けなくなるので、イスを車イス代わりにしている。(先月より)

⑤ 門と玄関の段差を低くする台を2つ利用している。(先月より引き続き)
        

⑥ 午後にバランスが取れなくなって、歩行が危ないことがあった。
  →内科かかりつけ医院の階段が危険になり、通院が難しくなった。

   キューピー先生に相談→本人通院はナシで今後は往診してもらえる。
   →訪問看護師さんに、役割が増える事を相談済み。
 


⑦ ショートステイ利用がうまく行った。毎日笑顔も出ていたようだ。        
        毎食3割がた食べられていたので、帰宅後直ぐに食べられた。
        (ショート中の食事量があまりにも少ないと、
         帰宅直後は、「食べる」という行為が出来なくなる)


⑧ かめこが、つるちゃんをショートに出す直前に背中を痛めた。        
        これまでは、
        月1回のショート利用で、次のショートまで元気でいられたが、
        今回は持たなかった。


(ケアマネには言い忘れたが、
        昨冬に困っていた「湯船の中で唇が水に付く心配」は、この冬はない。
        5月からのリハビリによる、姿勢改善のおかげだと思う)





かめこの提案希望 (⑦と⑧を受けて)        
   3月度より、ショートを月2回入れたい。 (申し込みは1月初め)
         第1希望。第3火曜日(理髪の日)に帰宅までの3泊4日。
         他に、月初め頃2泊3日。
         


ショートを増やす件、ケアマネは大賛成の様子。   
   第1希望については、ほぼ確実に取れる。
   他の1回については、日時・曜日を限定させなければ取りやすい。
     
    →それでいいです。
   1月2月の2回実現(キャンセル待ち)は無理。



かめこ: 
   「でも、私がたくさん休めるということは、
    母が のんびり出来ないということになってしまいますよね?」


ケアマネ:  (そうとも言い切れないんじゃないかしらという表情で)   
    「つるさんは、家でのんびりがいいですか?」




つるちゃんは、ケアマネとのこの話し合いが、
自分の暮らしにとって重要なものだと知っている。
 

つるちゃんは、
隣に座っている マウンテンさんの目を強く見つめてから、
思いきりうなづいた。

あらん限りの思いを込めて。
必死に伝える。

顔がゆがみ、
目が自然にギュッとつぶれる。
マウンテンさんの目(右側)に思いを届けるべく、
     うなづく顎は、斜め左に下がる。
   


マウンテンさんが、しまったという顔をした。
そして、

「聞いてはいけないことを聞いてしまいましたね」

そう言った。




つるちゃんが、どんな風に暮らしたいか、
明確に自分の意思を持ち、
それを、
相手に
これほど見事に伝えるすべを持っていることに、
かめこは、改めて すごいなぁと思った。




関連記事: 「言葉を失くしても目力で」 2009年6月
【2009/12/24 11:19】 | アルツハイマー病(非定型)2 | トラックバック(0) | コメント(6) |
なにしてたのよ
きのう(21日)は一日、つるちゃんが ことのほか調子良かった。
といっても、“元気ハツラツ”というのではなくて、
“いつもより何でも確実にこなす” という風。 

1. 3度の食事もおやつも 残さず 時間もかかりすぎず食べられた。
  
  (前記事でも話したけど、この頃わりとそう)

2. 散歩を、久しぶりに川まで往復できた。  
  (それこそ、2ヶ月ぶりくらいかな? ずっと途中までだった)

3. お風呂場での動きが とてもスムーズだった。  
  (次の動きを予想して動く、足がしっかり上がるなど)   


つるちゃんが調子良いと、かめこもご機嫌。で、オットさまも嬉しくなる。  




そんな中でも かめこが一番嬉しかったのは、


お風呂で つるちゃんに

なにしてたのよ
と、言われたこと。


つるちゃんの お風呂は、
いつもヘルパーさんとかめこの ふたりでお世話しているのだけど、
つるちゃんがお尻を洗ってもらって シャワーチェアーに腰かけた時に、
まだ かめこは浴室に居なくて、

ヘルパーさんが、
座っている つるちゃんの足を“足湯の桶”に入れ、

 (浴室では「キッチン用の洗い桶」を専用に使っている)、

シャワーでお湯を入れていた時に、
かめこが浴室に入って行ったら、

つるちゃんが 顔をかめこに向けて 
かめこを ちょっとにらんで そう言ったんだ。



 お尻を洗うのはヘルパーさんの仕事だけど、
 足湯の桶にお湯を入れるのは、かめこの役目。
 それに遅れたから、
 お母さんから お叱りを受けた、
 という具合だ。



「なにしてたのよ」
を聞いたとたんに、
ヘルパーさんもかめこも嬉しくなっちゃて、 


「今、何してたのよ って言ったわね」 

「ハイ。私もしっかり聞こえました」
と、ニコニコ確かめる。

「きっと、『遅かったわね。ヘルパーさんばかり大変だったわよ』って、言ったのね」
「随分、はっきりおっしゃいましたね」
などと、嬉しさのあまり、その話題を続ける。



だけど、後になって考えたら、

かめこは その時、つるちゃんの言葉に応えてない。




あれが、 「遅かったわね」 という意味ならば、 
       「ごめんなさい。遅くなりました」               
              と答えるのが普通だし、


言葉どおり
 「何してたか」 尋ねているのならば、
     「お風呂場を暖めていたストーブをリビングに運んで、
    (着替えたら直ぐ座れるように)
     リビングのつるちゃんのイスを、
     洗面所の前まで持ってきました」
               
               だし。



せっかくつるちゃんが話してくれたのに、
お話ししなくて、もったいなかったなぁ。
つるちゃん、ゴメンね。




押してね  前記事ではお祝いクリックありがとうございました。


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【2009/12/22 23:59】 | 名語録かめこへの想い | トラックバック(0) | コメント(4) |
一緒にお祝いケーキ
かめこの誕生日前日の19日土曜日、
ミニーとミッキー君がお祝いに来てくれた。
そして、
ハッピバースデイを歌ってもらい、
かめこはホールのショートケーキのロウソクの炎を吹き消した。 



そのケーキはね、
これぞショートケーキ!だと、かめこが思うケーキで、
それはそれは美味しいんだ。
ミニーが電車を途中下車して、買ってきてくれた。

つるちゃんも、もちろんその場に居たよ。
2,3日前に会いたいか尋ねたら、はっきりうなづいたから、
デイサービスを早退させている。
つるちゃんも居ると知って、
ミニーは予約しておいたケーキより1000円アップして、
大きくしてくれたんだって。




まず、つるちゃんの分を切り分けた。
ミキサーにかけるから。


「スポンジが こんなに しっとりふわふわ!
このままでも食べられそうな気がするわ。
試しにちょっと、あげてみようかしら」


温かいトロミ入り紅茶を少し飲んでもらってから、
生クリームとスポンジを混ぜてスープンに載せ、
つるちゃんの口に そっと運ぶ。

つるちゃんは迷うことなくパクリ。
モグモグした。

ゴックンしたところで、
今度は、紅茶ゼリーの入ったカップを つるちゃんの唇に当てた。

初めがゼリーじゃないわけは、より温かいのを飲んでほしいから。
 ゼリー茶は40度以下でないと固まらないので、
 トロミ茶よりは冷めている)



つるちゃんが変わりない様子だったので、
生クリームとスポンジの、二口目を運ぶ。

つるちゃんったら、
スプーンが近づいた段階で、
大きな口を開け、
自分から あんぐり!



え?そんなにおいしかった? 

かめこは調子に乗って、
3口目は 
生クリームとスポンジ両方だけど、混ぜもせずに、
さっきよりたくさんスプーンに載せた。
そして、ふた口毎に、ゼリー紅茶を飲んでもらった。

(嚥下専門歯科医の指導では、
 適切な濃度のミキサー食ならば、3口から4口毎でいい)





「なんか、味わっている、ってかんじだね。
しっかりモグモグしてるよ」


ミニーも、つるちゃんの食べ方に目を見張る。



嚥下検査を受けた 10月半ばと今とでは、
つるちゃんの食べ方が、大きく違っていることは確か。
「食べる力」がついているように感じる。

適切なトロミ具合に調整することで、飲み込みやすくなり、
目の前の一口を「確実に食べていく」という経験を
重ねることができ、

食べる合間にゼリー茶を飲むことで、
口ものどもすっきりさせて、
次の一口を「不安なく食べていく」という経験を
積み重ねることができ、

加えて、
体調管理や 食事開始時間の調整があったことで、
総合的な「食べる力」をつけることができたのだろう。


果たして
ケーキをそのままで食べてもらっていいものか、
見た目だけでは気づけないものもあるから断言はできないけど、

今のつるちゃんならば、だいじょうぶだろうと 
かめこは思う。





こうして、
誕生日祝いケーキを つるちゃんも一緒に食べた。

かめこ お気に入りのケーキを、
つるちゃんも 美味しいって思ってくれたみたい。


つるちゃんも嬉しいことだろうけど、
かめこも
すごく嬉しい。


つるちゃん、
これまでずっと、よく頑張ってきたね。

嬉しい気持ちをプレゼントしてくれて、
どうもありがとう




                       オットさまからのプレゼント
【2009/12/20 23:59】 | 嚥下検査と嚥下障害への対応 | トラックバック(0) | コメント(8) |
内科通院きょうかぎり
タイトルは、“今年最後の通院”という意味ではない。
つるちゃんが内科かかりつけキューピー先生の医院に出向くのは、
きょうを最後にすると決めたのだ。



キューピー医院には、
2004年4月からお世話になり、
当初から
ふたり介助で2週間に1回、定期的に本人が受診していた。
急なことがあれば、この他にも受診する。


当初のふたり介助は、
つるちゃんが常に歩きまわっていたので、一人では会計なども出来ない
などの理由による。

また、
待ち時間を最短にし、夕方お風呂に入る時間を作るために、
午後1番に診てもらうためには、
診察が始まる前に診察券を出しておく必要があり、
順番取りにひとり必要。(これは現在も)



つるちゃんが落ち着いてきた頃には、
玄関で靴を脱ぐことが、いっそう難しくなった。
それで、
“上がりかまち”を上がる時には、
かめこが つるちゃんの手を引き、
つるちゃんが足を上げるタイミングに合わせて、
ヘルパーさんがつるちゃんの靴を脱がせる。
それが難しそうな時には、
無理せずに靴のまま上がらせて、
かめこが跡を拭いておくこともあった。



玄関上がりかまち



それでも、これまでは、
キューピー医院の玄関前にある5段の階段は、
ヘルパーさん一人介助で 上がることが出来ていた。
リハビリ兼ねた運動として、特に危険も感じなかった。



それがきょうは、
昼ごろから やけに身体が傾き、
いつも以上にガッチリ支えても、真っ直ぐ歩くことができない。
身体のバランスがうまく取れないようだ。

「これじゃぁ キューピー医院の階段は無理ねぇ」 と話しながらも、
なんとか二人で介助して、
つるちゃんに頑張ってもらおうということになった。



5段の階段


かめこが上から つるちゃんの手を引き、
下から ひまわりさんが支え、つるちゃんの踏み出す足を上げて、
1段1段確実に上っていった。

上れないわけではないけど、
もはやリハビリの範疇ではなく、
かなり危険を伴なう。




キューピー先生とは、
通えるかぎり通って、
通院できなくなったら往診してもらえる約束になっている。

(このブログの最初の記事が、
 そのことを書いた「「キューピー先生の往診の約束」




つるちゃんが階段を上がれなくなってきたことを話し、
今後どうすればいいか先生に相談したら、


「訪問看護師より、毎月最後に 丁寧な報告書をもらっている」
(どんなものか、実物をチラッと見せてくれた。詳しそうで感心した)
「でも、主に月末の様子しか分からないので、
 途中経過を、ファックスなどで知らせてほしい。
 定期往診は、ふた月に1回程度とし、
 急なことがあれば、
 家族が説明できるようなものならば、家族が代理受診する。
 または、訪問看護師が本人を看て、医師に報告する」


という提案をされた。


来週にでも、この件について
ケアマネジャーと訪問看護師さんに相談するつもりだ。




いつかは通えなくなると思っていたけど、
こんな風に、
続けてきたことを、あきらめる日が来るんだね。

でも、考えようによっては、
これまでよく通えたものだ。

つるちゃんとかめことヘルパーさん達オットさまも、頑張ったね。

お疲れさまでした。




【2009/12/18 23:59】 | 内科かかりつけ医 | トラックバック(0) | コメント(2) |
心の鏡・信頼
火曜日午前。
つるちゃんが、ほとんどいつもの様子で帰宅した。
ふた月前には、疲れはてて一日中寝るしかない、という様子だったのに。



ショート中の記録を見ると、3泊4日期間中毎日、
「笑顔でお返事してくださった」
「活気が見られ、声かけに笑顔が見られる」
というような記述。
また今回は、毎食3割がた食べられていたようだ。
「食欲があるようです」とも記されている。


11時過ぎに帰宅し、
その日のお昼ごはんも おやつも夕食も、一番調子が良いとき位食べた。
そして、ショート期間中は出てはいても少なめだったお通じも、
夕食後と夜中に出た。

歩く様子も悪くないので、お風呂にも入れそうかと思ったほど。
でも、本人がヘルパーさんの質問にシャワー浴を選んだので、
湯船には入らなかった。
 (言葉で答えたわけではないです)

出血した部分も内出血部分も ほとんど治っていた。
オムツかぶれなどの赤みもない。
背骨の出ぱっているところが、少し擦り剥けてはいたけど。



こんな風に帰ってきてくれて、とにかく安心した。
帰宅後にいつも通りだと、本当に助かる。


行く前の体調がとても良かったことも、幸いしているだろう。
お風呂に入らなかったことも良かったのかもしれない。
ただでさえ疲れるのに、
ショート先は 慣れない大きなお風呂だし、
かめこや慣れたヘルパーさんの居ない入浴は、さぞ緊張するだろうから。
 


「体調も関係してるとは思いますが、
 つるさんの精神的なものが大きいのだと、私は思います」
 
と、しろつめくささんが言った。


ええっ?
それってつまり、
かめこのショート先への気持ちが、つるちゃんに影響したということ?
かめこが変わったことで、つるちゃんも気持ちが安定して、
自分の居場所を見つけられたということ?


やっぱり つるちゃんは、
かめこの心を映す鏡なんだね。




火曜日に帰宅し、翌水曜日と木曜日は続けてデイに行く。
つるちゃんは普通に起きて、朝もしっかり食べたから、
かめこは普段通り送り出そうとした。

後ろ歩きの“そよ風”スタッフに両手をガッチリ支えられ、
玄関を出ようとしたとき、
つるちゃんが振り返って かめこの目を見つめた。
ちょっと悲しそうな目だった。



ほんとうは きょうは行きたくないの。

そんな つるちゃんの声が聞こえた気がして、
かめこは心がチクチクした。



そうだよね、
お泊まり頑張ってきたんだものね。
かめこがたくさん休める分、
つるちゃんはのんびり出来なかったね。
次の日くらいは、家でのんびりしていたいよね。



つるちゃんがデイから帰ってきて、
デイでも 疲れた様子はなかったようだけど、
かめこは、つるちゃんに尋ねてみた。


「ねぇ、つるちゃん、
お泊まりの次の日は、“そよ風”休みたい?」



てっきりうなずくと思っていたら、
つるちゃんは、しっかり首を横に振った。



そよ風には、いつも喜んで行っている。
スタッフもお仲間も とても良くしてくださるし、
つるちゃんの疲れ具合に合わせて対応してくださるので、
楽しんでこられるようだ。

だから、
朝は、疲れが残って出かけたくなかったかもしれないけど、
行ったら、楽しかったんだろう。

それもそうだろうけど、


かめこには、
つるちゃんが、
かめこの決めたことならそれでいいと、
かめこを信頼しているから、いいんだよ。と、

思ってくれているような気がしてならない。




つるちゃんの気持ちに応えたくて、
この冬一番の寒さだという今夜は、
久々足湯をして、温まって寝てもらった。




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【2009/12/16 22:40】 | 地域ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(6) |
現ショート頼りにしてます
今支えてくれる人や場所を大事にしたいという思いは、
ショートステイ先“ほほえみ”さんについても同じことだ。
つるちゃんを預かってくれことに、改めて感謝している。


だから、いつも通りだったとしても、
自分の中で、何かが変わっていたとは思うけど・・・・




12日(土)朝、目が覚めた瞬間、
かめこは、背中を痛めていることに気づいた。
スジが突っ張る感じなんだ。

午後から、つるちゃんはショートに行く。
でも、まだ早すぎる。起きられなかったらどうしよう。
そろりそろりと 首を右に傾け、左に傾けた。
どうやら まだたいしたことない。
動ける。
安堵した。


そして、一つ一つの介助のたびに、
(あと少しだ、それまで頑張ろう)
(お迎えが来るんだからだいじょうぶ)って思った。

散歩に連れ出したいと思えたのだって、
もうすぐ休めると分かっていたから出来たのだと思う。


ほほえみスタッフが迎えに来てくれたときには、
助けが来てくれたと 心から思った。




つるちゃんを預かってくれること、
本当にありがたい。
助かります。





ショート先での介護についての要望に、
項目としては変わりはないと思う。

でも、なんか見る目に余裕ができたようで、
「ああ、もしかすると、こういうわけでこうなのかなぁ」
などと 思いつくこともあった。 




これは、
新しいデイ行きを断った時に、
ケアマネに言ったことなんだけど、


新しいデイに行くかどうか悩んだら、
今支えてくれている 人や場所が もっと見えてきたみたい。





つるちゃんとかめこにとって、大切な人と場所。

それぞれが その役割で支えてくれていることを、

改めて感謝したい。

頼りにしてます。






さて、
最近のつるちゃんは、お通じが とても良く出る。

それだけ
食事がしっかり食べられているということだね?

それでもショート先では あまり食べてこないだろうけど、
また、家で取り返すぞ。



また今回は、
腕に内出血が出来ていて、それが一部ズルむけして出血している。
つるちゃんの内出血は、いわゆる青アザとは異なり、
皮膚が膨らんでいて、少しでもすれると むけてしまう。

家では、
お風呂に入ったとき、
手当てした箇所にお湯が入って濡れたら、
出るときガーゼを取って、
キズにシャワーを当てて清潔にし、手当てしなおせばいい。


(対処については、
 ガーゼを当てている範囲が大きく、完全に防水することが難しいので、
 訪問看護師さんに相談した回答です)


だけど つるちゃんは感染症を持っているので、
湯船に血が混じるのは良くない。
それで、
ショート先での入浴は遠慮することを申し出た。
代わりに、清拭で対応していただけるとのことだった。




つるちゃんは、15日火曜日午前中に帰宅します。
かめこの背中痛
 (軽い腰痛のような感じ) は、
整骨院に通って 快復方向です。
つるちゃん、待ってるからね。



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【2009/12/14 18:19】 | 地域ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(6) |
新デイ行き、とても迷った
月曜日に新しいデイサービスを利用するかしないか、とても迷った。
結論から言えば、

●新しいところは利用しない。
●現在週3回(水・木・土)行っているデイ(そよ風)には、 
 引き続き月曜日追加希望を出し、認められたら4回行く。
●ヘルパーさんのサービス時間は増やす方向で 会社と相談する。

そう決めて、ケアマネと確認しあった。





新しいところが悪いというわけではない。

だけど、
今のつるちゃんには、

暮らしていることを楽しみながら、
また身体機能の維持を心がけながらも
疲れすぎず、
いかに食事の時に眠くならずにいられるか。


が、重要課題なので、
新しいところに行けば、いい刺激を受けられるかもしれないけど、
家でのんびりしていた方が良い。

という結論になったのだ。




行くことが難しい理由としては、
新しいデイの始まりは、今のデイより1時間早いので、
朝が あわただしくなりかねないし、
つるちゃんが寝坊すれば間に合わなくなる という事情もある。



これまで通りが良い理由としては、
家でお風呂に入れたいことと、散歩に連れ出したいこと がある。


月曜日には、夕方入浴介助のためにヘルパーさんが来てくれる。
つるちゃんは お風呂が大好きだし、いいリハビリにもなっている。
その後の休養の取り方もうまくいっていて、夕食には影響しないので、
今のところは、月・火・金 と家でお風呂に入る事を続けたい。

また、天気が悪くなければ、
かめこの都合に合わせて つるちゃんを散歩に連れ出せる。
つるちゃんは居眠りしているときでも、
外に誘うと、大抵喜んでくれる。



つるちゃんの楽しみは、かめこの楽しみでもある。
お風呂や散歩で つるちゃんが気持ち良さそうにしてくれると、
かめこも嬉しい。幸せな気持ちになる。
そもそも自分自身が とても楽しみにしている時間だ。

それに、月曜日に来てくれるヘルパーさんに、
ここで辞めていただくのも、とてももったいないんだ。




それなのに、どうして「とても迷った」のか。
それもいったんは、「新しいデイに行く」方に半ば決めていたほど。 




うちに取り込みがあり、
11月の月曜日2回、
現在のデイサービス“そよ風”さんに、臨時で受け入れてもらった。
つるちゃんの起床時間前から就寝までずっと、
ヘルパーさん達に居てもらったこともある。
デイジーの里帰りは予定されたものだったんだけど、
うちの窮状(だよね?)を知った あちらのお母さまが延期を申し出てくれた。
ミニーも泊まりに来てくれて、
夜寝付いたつるちゃんを 見守りしてくれたりもした。




そんな風に、
今回は、いざというときに 手厚い援助体制が取ることができた。


でも、娘達を いつも当てにするわけには行かない。
デイジーは、遠い島に住むし、
ミニーだって、来年は 子育てが始まる。



それを思うと、
このままでは、まだ体制が甘くて不安が大きい。
ショートステイ先は2ヶ月前の1日(12月分なら10月1日)予約で、
キャンセル待ちも ほとんど望めない。
融通が利く場所が確保できたら どんなにか助かるのに。





そんな矢先、
新しいデイの「ご近所内覧会」のチラシが飛び込んできた。



新しいデイには、
緊急時 夜間預かりシステム というようなものがある という。
(前から予定された お泊まりでも良いようだ)

ケアマネも、
デイの現地に出向いてくれて、
その後も連絡を取ってくれて、


「話を聞いても、よく分からないの」 と言いながらも、
「ご近所さんのよしみで、何かの時に力になってくれそうな気がするわ」
という 言葉が出たりもした。


これが縁というものじゃない?
利用しない手は ないんじゃない?
見る限りは、感じ良かったわ。



そんな風に、揺れた。



ヘルパーさん達に、
前記事に書いた「かめこには うまく介助が出来ないこと」 や
「新しいデイの話」
「つるちゃんの今の生活状況と問題点。どういう生活習慣にしたいか」 
 を相談した。

それぞれが とても親身になって考えてくれた。

今 思い出しても、胸が熱くなるほど ありがたかった。




その辺は、今は省略するけど、 



何も新しいところに 飛びつくこともない。
今 心から支えてくれている場所・人たちを まずは頼りにしよう。


そう思えたので、冒頭の結論になりました。




追記:
前記事コメント欄で、
私は「うちはロボット利用が向いてそう」 といいましたが、
決して ヘルパーさんに代わるものとは思っていませんし、
かめこの出来ないことをロボットで補えるとは考えていません。
イメージとしては、
かめこがロボットを被って力自慢になれればいいなぁ。
というような感じです。
不適切な言い方をして ごめんなさい。




【2009/12/10 16:28】 | 支えてくれる人達 | トラックバック(0) | コメント(2) |
一人ではお世話できないの
6日日曜日早朝、つるちゃんが大汗をかいてうなっていた。
身体が熱を発している。

夜中
(といっても、いつもより早い0時頃)
パッドを取り替えたときには、
汗ばんではいたけど、パジャマを取り替えるほどではなかったから、
ガーゼのタオルをパジャマの中に差し入れておいただけだった。

夜中に大汗をかくことは、珍しいことではないので、

(それでも2年ほど前よりは激減して、
今冬は全部取り替えるほどのことは これが初めて)

かめこは特に気にとめなかった。
これまでは、着替えがすめば、
あれほどの汗で疲れただろうに、ケロッとしていたから。

それがきょうは、いつもの大汗とはわけが違うようだった。



前日土曜日は、とても良く食べてくれている。
体調は悪くなかった。
思い当たるフシはない。


だけど、とにかく様子がいつもと違う。
肺炎をおこしているんじゃないだろうか?
月曜日まで待たずに、どこか医者に連れて行かなければ。



身体のほてりに見合わず、熱は37度6分。
駆けつけてくれたオットさまが、
これだけ汗をかけば 熱も下がるだろう。と言う。


パジャマはもちろんのこと、
シーツもタオルケットも枕も汗で濡れている。
(シーツが濡れているのは、汗だけではないかも)
小もお通じも出ているので、オシモも洗わねば。
いつもなら、朝はシャワーでオシモを洗うのだけれど、
きょうは、ベッド上でないと無理だろうなぁ。
でも、シーツがこのままでは、かめこにはどうしようもない。



オットさまに手伝ってもらって、つるちゃんを立たせてみた。
励ますと、
ベッドの手すりに しっかりつかまり、
つるちゃんは意外なほどしっかり立つことができた。
パジャマのズボンを下ろし、
用意しておいた、リビング(兼食事室)のつるちゃんのイスを、
後ろに差し入れる。


ほら、イスが来たよ。

つるちゃんは、後ろにイスがあることを確かめて、
ゆっくり腰を下ろした。




熱が高くないこと、
立った時の様子と、腰を下ろす時の様子で、
つるちゃんが、さほど悪い状態ではないと かめこは感じた。


立っていられると踏んで、
この時は、ベッド上ではなくシャワーでオシモを洗って拭いて、
直ぐにイスに座ってもらい、
上半身も拭いて、
パジャマを着替えさせて、
ベッドを整え、
つるちゃんをベッドに座らせた。

OS-1ゼリーを飲ませようとしたら、
つるちゃんがベッドに倒れこんで、
身体を支えても、眠りこんでしまっている。
水分を摂らせたいのに、あきらめるしかなかった。


2時間ほどして、
つるちゃんは、目を覚ました。
とても疲れている様子。

お通じが出ていたので、
この時は、ベッド上でオシモを洗った。
途中で小も また大も出た。




ホウカンさんに教わった “横向きで寝る人のオシモを洗うこと”も、
PTさんに教わった“体位交換”も、
そのこと事体は、あっさりうまくいった。 



こちらに向いているのを 向こう側に向かせることは、
練習通りかんたんだった。
向こう側に向いているのを こちらに向かせることは、
習ってないけど、なんだか出来ちゃった。。
汚れたものを丸めて下げるのも、教わったとおりにうまく出来た。
途中で また出ても、困らなかった。




だけど、つるちゃんが手すりを握っていた手は、
オットさまに握ってもらった。

さっき立たせたのだって、
オットさまに、つるちゃんを支えてくれるように頼んだんだ。

とっさに「アレとって、コレとって」と頼んだりもした。



やっぱり、
オットさまが居てくれないと、
つるちゃんのお世話が出来ない。


つるちゃんが動けなくなれば、
かめこには お世話出来なくなるのではないかと、
ずっと前から、心配していたことだ。


それでも、
ホウカンさんとPTさんに教わったことは出来た。
もっと教われば、
ひとつひとつ 出来るようになれるかなぁ。





つるちゃんの熱は、37度6分が最高で、
午後には、36度8分に下がりました。 (平熱36度4分)

食事は、朝昼兼用。 (トータルで昼食分が抜けた)
おやつ いつも通り。
夕食は、時間もかからず とてもよく食べてくれました。
咳・鼻水はなし。
水分量はエンシュア・リキッド500ccを含まずに1200cc (うちOS-1は500cc) 
尿は いつもより少なく濃い。
就寝前、いいお通じが出る。(他に朝3回)
【2009/12/06 23:59】 | 介護: 臨機応変・創意工夫!そして、未来へ | トラックバック(0) | コメント(10) |
ベッド上での洗浄苦戦
つるちゃんは、前よりも一段と昼間居眠りばかりになっている。
また、着替えなどのために立っているのも疲れるようで、
膝が折れて、お尻を下ろしたくなる様子。


お風呂上りにはイスを用意して、
リハビリパンツとズボンをはくや否や、サッと後ろに持っていくようにした。
一瞬でも遅れると、
つるちゃんはその場にしりもちをついてしまうんだ。
その時、まだ上半身はタオルを引っ掛けているだけ。
腰を下ろしてから、ゆったり着てもらう。


初めは、更衣用のイスを用意したけど、
今は、いつも座っている食卓のイスを用意。

つるちゃん専用のこのイスは、どっしり安定しているので、
つるちゃんを乗せたまま、背もたれを持って後ろ向きに引くと、
車椅子代わりにもなる。

お風呂の後だけでなくて、
朝の着替えの時も、就寝前の着替えの時も、大活躍だ。
ベッドの柵につかまり立ちしてもらって、
ズボンをはかせるや否や、後ろにサッとイスを用意する。
そして、着衣後はホンの少しの移動でも、イスごと動かす。



あっ! 決して歩けなくなったわけではないよ。
トイレへの往復や お風呂に入るときには、手引きで歩くし、
歩行器を押して、外歩きもしている。
イスからの立ち上がりも、普段は ほとんど問題ない。


だけど、
とにかく、
着替えている間中、ずっと立ち続けているのは無理になった。
手引きされても、横に歩いたりUターンするなど細かい動きが難しくなった。



関連して、
これまでずっと、夜寝せる前には、シャワーでオシモを洗っていたけど、
夕食が終わると眠り込んでしまって、
シャワーのために立ち上がるとか、オシモを洗っている間立ち続けていることが
難しくなった。


それで、
ベッドに寝てもらってから、
ペットボトル
(フタにいくつか穴を開けた物)で オシモを洗う方が、
つるちゃんが楽で無理なく安全にできるだろうなぁ。
と思って、実行してみたら。。。。

とても難しくて、
かめこ、つるちゃんに八つ当たりしちゃったんです。 



これが今週の月曜日の話。



苦戦して洗ったあと、
つるちゃんが小をして、それがシーツに流れていってしまった。
急に手すりに余計しがみついたために、
身体が前に移動してシートから外れたんだ。

これは、シーツを防水シートなどでくるんでいれば問題なかったはず。

かめこ、泣きたくなって、
つるちゃんに、

「つるちゃんが協力してくれないと、
 かめこには つるちゃんのお世話が出来なくなってしまうじゃない!」

そう、声を荒げた。


きっと、みんな やっていることを、
かめこは出来ない。
自分が出来ないのを、つるちゃんに八つ当たりしてしまった。





翌火曜日、訪問看護師さんに、この話をした。

そうしたら、ホウカンさんが、


つるさんは 特別難しいです。
リハの方に話しておきますから、金曜日に教わってくださいね。


と言ってくれたんだ。


(そうなの? つるちゃんは 難しいの?
てっきり かめこだけ出来ないのかと思っていたけど。。。)




つるちゃんのベッド上でのオシモ洗いは、
どこが難しいかと言うと、

● 背中がとても曲がっているので、仰向けになれないこと。

 
  左腰にじょくそう痕があるので、いつも右下横向きで寝る。
  横向きのままで洗う。
  ホウカンさんは上手だけど、
  かめこだと、ペットボトルのお湯を横に向けるので、
  ピューッとシーツに飛ぶ。

  ホウカンさんが、パッドなどでの受け方を教えてくれた。


● 常に手すりにつかまりたがり、強く握りしめて放さない。  
  
  下に敷いたものを外し新しいオムツをつけるために、
  体位を替える必要があるが、
  手すりを放してくれない。
  
  引き剥がすのが大変で、
  片方やっと剥がして もう片方を剥がそうとすると、
  せっかく剥がした方で 直ぐに握ってしまう。





きょう12月4日金曜日。
訪問リハビリのPTさんに教わったことは、 

つるちゃんが ベッド上で 
● 右下横向きで こちらを見て寝ている状態から、
       
  ベッドの向こう側を見る向きに、ごろんと転がすこと。


 ①まず、枕の位置を向こう側にずらす。
 ②(下側の)  右足膝下に かめこの右手を差し入れて。
 ③(対角線上の) 左腰上に かめこの左手を乗せて。
 ④ 左手を押すと 同時に 右手を持ち上げることで、
   つるちゃんを 向こう側にごろんと転がす。



転がすこと事体は かめこでも わりあい楽に出来た。
背中の出っ張りのため 滑らかな動きにはならなくて、
つるちゃんは少しつらそうだけど。

でも、手すりから指を引き剥がさないと、転がしようが無い。
これはPTさんにも出来なくて、


「柵事体を外すしかないですね。
 柵がない時には、つるさんから目を放さないようにしてください」


(柵を外すの? 
 つるちゃんは、不安だから何かを握っていたいんじゃない?
 手を握れないから、代替えを用意した方が良くないかしら?)

     (この感想は、その場では思わず 後でのもの)


ちなみにホウカンさんには、
毎週、つるちゃんの膣洗浄とオシモ洗いをしてもらっている。
その間、つるちゃんの手をかめこが握っている。
その後は、ベッドに座ってもらって立ってもらって、
リハビリパンツやズボンをはかせている。


かめこは、これまで、
夜中に つるちゃんがシーツを汚した時や、大汗かいた時に、
悪戦苦闘して、衣服やシーツを取り替えたりした経験はある。
パッドの取り替えならば、毎晩のこと。

でも自己流で、うまく出来てるとは思わない。
PTさん、ホウカンさん、ヘルパーさん達に教わって、
ベッド上でのお世話も、
かめこがやりやすくて つるちゃんの不安が少ない方法を見つけたいです。




スタッフさん達、頼りにしてます。よろしくね。

また、
共通する介護体験をされた方がいらしたら、ご経験をお聞かせくださいね。
【2009/12/04 23:59】 | 介護: 臨機応変・創意工夫!そして、未来へ | トラックバック(0) | コメント(2) |
家族関係理解してます
11月最後の日曜日、毎月恒例のお寺参りに行った。
つるちゃん・オットさま・かめこ・長女ミニー・
島から里帰り中の次女デイジー・その愛娘ピーチ・の総勢6名。



お寺の紅葉


折りしも、25年ぶりとかの仏像の御開帳の期間中で、境内は大賑わい。
私たちは列には並ばず、横から参拝させてもらった。

そして、つるちゃんとかめこが 以前ずっと通っていた蕎麦屋さんに入る。
「たまには寄りたいね」と
つるちゃんには家でお昼を食べてもらっていたのだ。

持参したトロミ茶を2,3口飲むと、
つるちゃんは居眠りを始めた。
みんながお蕎麦を食べ終わった頃に目を覚ましたので、
蕎麦湯にトロミをつけて飲んでもらう。

つるちゃんだけ お蕎麦を食べられないことを、
かめこは申しわけないなぁと思っていたけど、
つるちゃんが、とても自然だったので安心した。
せめて蕎麦湯だけでも飲んでもらえて良かったと思えた。



ピーチ9ヶ月

ピーチちゃんが食べさせてもらっているのは、けんちん蕎麦の具。
つぶしもせずに食べられる。




お寺まで、
行きは、2台のタクシーに分乗し、
帰りは、ミニーを迎えに来た ミッキー君の車とタクシーに分乗。
つるちゃんは、この時はまだ、ミッキー君が来たことに気づかない。


家に着いて、
つるちゃんをトイレに連れて行き、リビングに戻る途中で玄関を通る。
玄関のたたきにミッキー君が立っていた。

つるちゃんが、ミッキー君に気づき、顔を向けて、


「おひさしぶりです」   


今、「お久しぶりです」って言ったよ!
デイジーが声を上げる。
その場にいたミニーも驚いた顔をして、
ミッキー君が、照れたような顔で つるちゃんに会釈した。



サシスセソが「シャシシュシェショ」になるし、もにゃもにゃ言う 
つるちゃんの言葉は、
誰でも聴きとれるものではないと思うけど、
ここに居るのは、みんな家族だもの、
ちゃんと聴きとれるよね。





ミッキー君とミニーが結婚式を挙げたのは、
昨年2008年1月。
つるちゃんも招待状をもらって参列した。

その直前まで、
つるちゃんは、ミニーが孫だということを忘れてしまっていたようだった。

2004年4月から2005年3月までの1年間、
かめこと一緒にお世話してくれたのに、
その頃もその後も、孫だということには気づけないまま。表面的には。


だけどミニーは、いつもいつも つるちゃんに声をかけ続けてきた。

そして ついに、
ミニーの心のこもった招待状は、つるちゃんの記憶の扉を開けたのだ。
あの結婚式で、
つるちゃんは、
孫が結婚するのだと分かってくれていたようだった。




おひしゃしぶりでしゅ  (語尾小さい) は、

そんな ミニーの思いやりと努力、ミッキー君の理解が 
実を結んだ言葉だと かめこは思う。




祖母として、
孫の大事な婿に、
ちゃんと挨拶しとかなくちゃ。



つるちゃんの言い方や仕草には、
そんな響きがあった。



感激したなぁ。

今や つるちゃんは 立派な おばあちゃんだ。





つるちゃんの二人目の孫、デイジーのことはといえば・・・・。


食事の時、
つるちゃんの席の正面に ピーチちゃんが座っていた。
もちろん 隣にはデイジーが居て お世話している。

つるちゃんは、いつも
ピーチちゃんを見ては、隣のデイジーちゃんに目を移し、
交互に何度も二人を見る。
どちらか一人だけを見ることはない。


(この赤ちゃんは、この娘の子どもなんだなぁ)

確認しているみたい。


そんな時には、
かめこが まとめて説明する。


かめこが娘でしょ、デイジーちゃんが孫でしょ、ピーチちゃんが ひ孫よ。

つるちゃんが、しっかり頷く。



つるちゃんは、自分と家族との関係を、

ちゃんと分かっている。



かつては、
かめこが娘だということさえ、忘れてしまったように見えたのに。





追伸:
デイジーとピーチは、12月1日の船で小笠原に帰ります。
前日は近くのホテルに泊まるので、午後には家を出ました。


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テンプレートタイトル絵は、mayumi*さんが描いてくださいました。

動画部分は、ニャホニャホさんが加工してくだいました。
【2009/12/01 00:59】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(6) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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