つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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⑤ストレスと生涯発達
鶴亀市主催「認知症の方を介護する家族のための介護講座」
第4回は、
「介護者自身のこころに気づこう②」



これまでの介護家族への支援は、「ストレスを減らす」ようにするものだった
と、講師は言う。

だが、誰もが当事者になりうる今、

(5家族に1家族は、認知症高齢者の介護家族であるという統計もある)
(65歳以上の認知症有病率8パーセントとして計算)(この講座には若年性のご家族も参加)

従来の支援だけでは足りないのではないか、
介護の経験をムダにしないようにするにはどうしたらいいか、
という考え方が出てきて、
介護経験を その人自身の「人格の成長に役立てる」ための支援
が、はじまった。


それが、
「生涯発達」への支援。



この「生涯発達」のプロセスとやら、
どうやら、「ストレス」と並び、介護家族が誰しも体験するものだという。
(自覚するのは一方だけの場合もある)




さあ、認知症介護者のみなさん、

あなたが介護するご家族の、
認知症発症前を、思い浮かべてみてください。



例えば、
・仲良かったっけ。
・いつも怒鳴られていたわ。

などといった、【関係の良し悪し】を、思い浮かべましたか?



それとも、
・お祝いはいつも“ちらし寿司”だったなぁ、(食卓の風景)
・たまには、一緒にデパートに行ったなぁ、(日常のヒトコマ)

などといった、【イメージを回想】しましたか?




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【2009/05/31 15:23】 | 幸せな介護とは? | トラックバック(0) | コメント(15) |
婦人科診察
婦人科受診の話です。

5月26日午後。
つるちゃんの“おりもの”が、急に多くなったので、
訪問看護師さんに電話で相談した。
婦人科に受診するようにと言われ、
教えてくれた病院に、電話で受診できるか問い合わせた上で、
つるちゃんを連れて行った。

この4月に開院したての、レディースクリニック。

ヘルパーさんに付き添ってもらって、タクシーで行く。
まるで小さなホテルか、ショールームのような空間で少し待つ。
車椅子で診察室に入り、ドクターの問診を受け、
内診室に入る。



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【2009/05/27 00:51】 | 精神科と内科以外の医療 | トラックバック(0) | コメント(12) |
④自分の心と向き合う
鶴亀市(仮)「認知症お家族を介護する方の講座」
第3回は、「介護者自身のこころに気づこう①」。


講師による、前回についてのまとめに続き、
まずは、


「介護する私の心」 と題する、エクササイズを行った。

これは、
資料に作られている、21に仕切られた枠(5.5cm×3)の中に、
自分が介護について感じていることを、書き込んでいくもの。
続いて、
大きな楕円形(40弱×25弱)の中に小さな楕円形が書かれている用紙が配られ、
そこに、先に書いた言葉を全部、自由に書き入れていく。(矢印なども可)
(楕円形の向きは自由)



四角の中に言葉を埋めるために、私達は、
自分がどんなことを感じているか、心の中に問いかけてみる。
そして、
楕円形に書き入れるために、
思いついた言葉たちが、
それぞれ、自分の中でどういう位置を示すのか、
自分にとって肝心なことは何か、などを考え、
それぞれの言葉たちの持つ関係性を探る、
という作業を行うことになる。



次に、
出来上がった「介護する私の心」を見て、感じたことを自由に書く。



かめこが、ここに書き込んだことは、

●日頃思っていること感じていることは、もっとたくさんある気がするが、
 意外と思いつかなかった。   

   (最初に講師が設定した時間がどのくらいか、
   かめこは分かってないんだけど、
   その時間内には、21もなんて埋められなかったんだ)

●日頃意識しない気持ちに気づかされた。     

   ( 楕円形に書き入れる作業に移ってからは、
   他に四角に入れたい言葉が見つかってきて、
   時間切れになってから、結局は埋まった。
   
   その“あとから思いついた項目”が、
   自分では気づかなかった、「思い」だったんだ。
   (「思い」に蓋をして、見ないようにしていたものを含む))




作業が終わり、
参加者のうち少しの方が、自分の書いたものを発表した。
(講師が「どなたか」と募った時点では、誰も手を挙げなかったので、指名)
書いたものとは離れて、前の方が話された中との関連で、
ご自分の気もちを話された方もいる。


自分を変えたら上手くいくようになった、と話された方もいる。
とても苦しい胸のうちを明かされた方もいる。
どの方のお話もとても率直で、かめこも心を打たれた。
参加者からの反響も大きく、活発な意見交換がなされた。 




共通して言えることは、
「認知症の方を介護する」といっても、
認知症の症状への対応うんぬんより、
まずは、「家族との関係」が、大きな悩みや課題になるのだ、ということ。


講師の説明によれば、
 (以下、一部アレンジしています) 

介護者の立場が、
●配偶者を介護する“妻・夫”は、
       これまでの夫婦としての人生の振り返りが、
●舅姑を介護する“嫁”は、
       (介護する相手より)むしろ夫との夫婦関係の見直しが、
“娘・息子”は、
母親・父親の老いを受け入れ、自分と親との立場の逆転への気づきが、
                                行われるということだ。
     (以前の親と比べてしまい、なかなか受け入れられない場合が多い) 

            
           
この講座に参加した者たちは、
その場にいる人たちの
「私の場合は・・・・」という生の声を聞いて、
(ああ、うちの場合はどうかしら?) って、
全員が、自分と家族との関係を振り返ってみたと思う。

そして、現状について、気づくことがあったんじゃないかなぁ。



これを読まれているあなたも、
ご自分と家族との関係について、改めて考えてみてほしい。




さて、かめこにとっても、この回は、
自分の気持ちを見つめられる、良い機会になった。
自分が気にかけていたことが、
先ほどのエクササイズで、はっきり見えたんだ。

そして、
この講座で、
参加者達が、本音を見せてくださるのを聞いて、
私も、ブログで本音を話したいと思うようになった。



それは、 



私は、先ごろ
長年介護されていた元タレントさんがお亡くなりになったことを、
「他人事ではない」と思えないでいます。
介護者のブログ記事やコメントでは、
「ひとごとではない」という声しか聞かれない中、
その、それぞれの人の気持ちに同調できなかったです。
だけど、
それは、他の介護者には受け入れられないことだと思うから、
外には出さないように、自分でも見ないように、
心に蓋をしていました。




こんな介護者もいるんです。

でも、
私は、私でいいんだよね?





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【2009/05/24 18:42】 | 幸せな介護とは? | トラックバック(0) | コメント(24) |
ショート互いにグッド
20日昼前、つるちゃんが2泊3日のショートステイを終え、
帰ってきた。

車から降ろしてもらい、かめこを見つけると、
つるちゃんは、とてもいい顔して喜んだ。


(あら、なんだか楽しかったみたい。
やっと帰れた、という表情でもないわ)


ほほえみさん(仮)スタッフさんも、
「つるさんが調子良さそうで、良かったです」って。


持ち帰った「生活の様子」にも、
“手を挙げて呼んでくださったり、お話をしてくださったりします”
“笑顔も多く・・・”
と記されている。


(「手を挙げて呼ぶ」なんてことが、偶然でなく出来たとしたらすごいけど、
でも、とにかく、あちらで周りの人に馴染んでいたのだろうというのは、
帰宅したときの様子からも伺える。
本当に良かった)


連絡事項としては、
“補助食品、良好に摂取されています”との記載。


(ここは譲れないとかめこが考える、
朝・昼のエンシュアリキッド”と、おやつの“エンジョイゼリー”は、
必要量を食べられていたのね)


食事量の記録は、もうあまり気にしないつもりだったけど、
一応チェックすると、
以前よりは、増えている様子だ。




そう言えば今回は、
出かける日の様子からして、落ち着いていた。
かめこが、家での様子を書類に書き込んだり、
着替えの用意をしていても、
いつもみたいにソワソワしない。

「きょうから、ふたつお泊りしてください」と話しても、
イヤだと訴えるような目をしない。
そうかと言って、
 「はい」と返事をしてくれるようなこともなかったけど。
迎えの車に乗り込むときも、普通の感じだった。




でもね、
何より違ったのは、
つるちゃんをショートに出すときの、
かめこの精神状態。

前記事 「ショートについて悩んでいること」に書いたように、

必要なことだと割り切ってはいても、
いざとなると、
向こうでは食べられないのに、ショートに出すことに、
間違っているんじゃないかと、
悩むんだろうと予想していた。

それが、違ったんだ。

自分でやるだけのことはやった、と思え、
つるちゃんをショートステイに出すことに、
「これでいい」と、すっきりした気持ちでいた。



今回のショートまで、かめこが
つるちゃんが、より良い体調でいられるように、
意識して心がけたこと。
●生活習慣を見直し、就寝時刻を30分繰り上げた。
 (9時半ベッドに入ることにしていたが、10時近くなることもあった。
9時就寝をめやすにして、9時半までには寝ているようにした)
●今回のショートまでに、食事の質と量を落とさないように努力した。




それから、今、ここに来てくださっている方に、感謝します。

かめこの思いを、
みなさまに聞いていただこうと書いたことで、
自分の心の整理がつけられたようです。
おかげ様で、
すっきりした気分で今回のショートを迎えることが出来ました。

やっぱり私には、この場所が大事。


今回、つるちゃんが出かけた後には、
心地よい開放感に包まれ、
2泊3日の「休暇」を、心から楽しむことが出来ました。

そして、
帰宅した、つるちゃんを、
つるちゃんに負けない笑顔で、
元気に迎えることが出来ました。


どうもありがとうございます。




2009年5月19日火曜日。
2泊3日の中日は、大好きな友と鎌倉散策。
贅沢な気分でランチして。
洋館からの眺めと、バラが満開の庭園を楽しみ。
ビール片手に、
お漬物とお豆の試食と、超おいしいホットドックを頬張り。
そして、
尽きないおしゃべりを満喫。


石窯ガーデンテラス
「石窯ガーデンテラス」 お寺の中にイングリッシュガーデンだなんて!?


鎌倉文学館
「鎌倉文学館」 洋館からの眺めは、正面に海。



【2009/05/20 16:58】 | 地域ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(20) |
③認知症の心を体感
鶴亀市(仮)主催 「認知症の方を介護する家族のための介護者講座」

第2回目冒頭で、講師より、
この講座の、これまでの講習会などとの違いについて、
改めて説明があった。

果たして、かめこの解釈
 (前回の記事 「②自分で考える場」)で、
良かったのだろうか? ちょっとドキドキ。

講師の言葉によれば、

「この講座は、介護者自身が、介護の経験を自分の人生にどう位置づけるか、
考えていくきっかけにする
ためのものです」


フウム。かめこの解釈より、深いかしらね。                       


                


さて、第1回目と第2回目の内容は、
 「認知症の方のこころの理解」

2回とも、その導入は、インパクトが強いものだった。


第1回目のときには、
自己紹介など、会のはじめにすることが済んだ時点で、
いきなり、講師が参加者の一人に声をかけた。


「ああ、あなた、さっき下の喫茶室で、ケーキを食べてらしたけど、
 あれは、チョコレートケーキだったの? それともチーズケーキだったのかしら?」


声をかけられた相手は、戸惑った風。
答えあぐねてる様子。

すると講師は、さっきよりもっと声を高くして、

「チョコだったのか、チーズだったのか、お尋ねしてるんですが。」

・・・少し間があって、相手が答えた。
「ケーキなんか食べてません。喫茶室にも行ってません」

それでも講師、どうしてもわかって欲しい風。
「何言ってるの? あなた喫茶室でケーキ食べてらしたじゃない!」


~  ~  ~  ~    ~  ~  ~  ~     ~  ~  ~  ~   


皆さんは、もうお分かりですね。
このやり取りの意味を。


これが、認知症の人にとっての 「記憶の障害」。

「忘れた」とか、「思い出せない」 のではなくて、
それは自分にとって、「まったく経験してないこと」。


そのことを、
今は認知症でない私たちに、体感させてくれたのだ。

“ケーキなんか食べてないのに、食べたことにされてしまった”
体験として。
(参加者が認知症の方の役で、 講師が家族役です) 


そして講師は、
この時の認知症の人の様々な思いや置かれる状況を語り、
それを聴くことでまた、
私たちは、
認知症の人たちの気持ちを想像する・・・。
それから、自分のしてきた対応を振り返ることになる。



(第1回は、このあと、「認知症とは」 と題して、医学的な説明がされた)





【続きの表示】
【2009/05/16 14:34】 | 認知症の理解に向けて | トラックバック(0) | コメント(12) |
歩き方忘れた?
つるちゃんの認知症の症状が、この頃また進んだ気がする。
思い当たることはいくつもあるけど、
その一つが、歩行状態。



【アルツハイマー病による身体機能の低下】と年齢的な衰えの影響のほかに、
つるちゃんには、
両膝(特に右膝)が変形性膝関節症と左足大たい部の骨折手術の
既往症があって、

(4年5ヶ月前の骨折は予後が良かったので、影響は少ないと思うけど)
歩行状態が悪くなっている。 


そういうわけで、
外で散歩の時、つるちゃんは歩行器を押しながら歩く。
タイヤが太くて、体重を預けても大丈夫な歩行器。
それでも、つるちゃん一人では、とんでもなく左に進むから、
真っ直ぐ進むには介助が必要だ。



歩行練習


その、外での散歩の時に
足が止まってしまうことがあるようになったんだ。 

(疲れてくると足を引きずるのは、いつものこと)


初めてそうなったのは、ふた月ほど前。
それから、ずっとなくて、
10日の日曜日に、1回の散歩に4、5回あって、
水曜日には、同じ距離ひと回りに2回起こった。
きょうも、朝の散歩の時にはなくて、夕方の散歩のとき何回か起こった。



足が止まって、
足を地面につけたまま、足踏みみたいにして、
(“足踏み”するほど足は上がらない。膝が交互にそわそわする感じ)
そのまましばらく、次に足を踏み出すことができないでいる。


今歩いているんだってことは、解っていて、
これ(歩行器))を 押せば前に進む、ってことも、知ってるけど、
次にどちらの足で踏み出せばいいか、
突然分からなくなって(踏み出す足を選べなくなって)進めなくなる。
そんな感じ。


左右4,5組から、時にはもっと長く“足踏み”みたいな状態が続いたあと、
意を決して、という風に、ようやく足を踏み出す。




似たようなことは、
門扉付近から玄関ポーチ(ちょっと段差が大きい)に上がるときも、起こる。
これは、この頃時々起こる。


つるちゃんが、ちょっと高めの段差を上がるときって、
慣れてない跳び箱を、踏み切るのと似てる。

タイミングが合わないと、
つま先を、段差部分に押し付けてしまい、
右も左も上げられなくて、
立ち往生する。

そんなときには、
つるちゃんが段差を上がる足は大抵“左”だから、
左足を出せば良いと判るように、
介助者が手引き誘導してる、つるちゃんの左手を、
「こっちの左足よ」と言いながら、
強く引っ張ったり、

後ずさりしてもらうことはできないけど、
何とか斜め後ろに歩いてもらって、

もう一度、段差との距離を取って、
再挑戦したりする。




散歩の途中に、段差はない。
だけど、
歩いていて、突然、跳び箱が出現したかのように、
立ち往生するんだ。

それはまるで、
頭の中に、段差 【障がい】 ができたよう。




デイサービスの送迎車の階段を上るのや、
お風呂の湯船をまたぐのも、
タイミングが合わないとできないことだ。

それでも、
段差が大きければ大きいほど、
筋力的な衰えや体力的な不調が影響していると思う。




平らな道を散歩していて止まるのは、
そういうことも、
要因の一つではあると思うけど、

それよりも、

次にどちらの足を踏み出すのかわからない、
歩き方を忘れた、というような、

これまでの【認知症による身体機能の低下】とは異なる意味での、
つるちゃんの認知症の症状の進行があると、
             かめこは感じている。

【2009/05/14 23:59】 | アルツハイマー病(非定型)2 | トラックバック(0) | コメント(5) |
②自分で考える場
鶴亀市「認知症の方を介護する家族のための介護講座」のご報告第2段です。
なお、かめこ流に脚色にしてお届けしますので、ご了承くださいね。



さて、この講座は、
従来の「家族の会」や 「認知症に関する講習会」などとは、
一線を画すものだという。




どう違うのか


各自の席の前には資料が置かれていて、
自己紹介より前に、
介護講座の開始にあたっての説明がされた。



【第1回  この講座で考えてほしいこと
1 介護講座の開始にあたって
 ★ 講座の目的
 ★ なぜこの教室が必要か
 ★ まもっていただきたいこと


また、その日の講義「認知症とは」に関する資料の冒頭にも、
「認知症について知る意義」
という項目が掲げられている。


それらの講師の説明から、
“これまで参加した「家族会」や「認知症に関する講演会」とは異なる”
と、かめこが感じた部分は、

この講座が、参加者一人一人が“自分で考える場”であること。



もちろん、どういった会に出席しても、
自分で考えるきっかけになるだろう。
だけど、ここでは、
「考える」ことが、ダイレクトに求められているようだ。




何を考えるの


その答えは、講師曰く、

認知症の介護には「正解」がなく、マニュアルはないから、
一人一人が、自分だけのマニュアルを作っていくことになる。

この講座で、
それぞれの介護体験を考え、整理する作業を行なうことによって、

自分らしい介護の仕方を見つけてゆく
                きっかけとなって欲しいと思う」

「この教室の参加者と共に、支えあいながら」




そしてどうやら、
キーワードがあるみたい。

(これは、 初回参加した中で、かめこが、「これだ!」って肌で感じたもの)

それは、

参加者同士が、
互いの“違い”を尊重しあうこと


・共通点を見つけて、自分だけじゃないと、安心する。
・知識を得て、やり方が解る。

そういった、従来提供されていた「介護者へのアプローチ」だけでなく、



そこから一歩先に進んで、


家族介護者自身それぞれが、
自分で考えて、
他者との“違い”を感じ取る中から、
自分らしい介護の仕方を見つけていく。



かめこ、こういうの、大好き!



まだまだ、そんなのとんでもない、って思う人もいると思うけど、

そこに至る、仲間達との作業を、
一歩先に、
かめこが体験してくるね!





5月8日。
全員が自己紹介を終えた時、
講師が言った。


いつもですと、最初の回は皆さん遠慮があるようで、
3回目くらいから ようやく本音が出るんです。
でも、このグループは、
初めからそれぞれが お気持ちを聞かせてくださっているので、
とてもいいグループになると、7回がとても楽しみです。 期待しています!



私たち、期待されてるんだって! 頑張ろうね。


この記事の続きは、 「③認知症の心を体感する」 です。
カテゴリが別になります。
【2009/05/12 17:12】 | 幸せな介護とは? | トラックバック(0) | コメント(3) |
①あなたの介護は何色?
かめこは今、7回に渡る「介護者講座」に参加している。

その初日、

「あなたの介護は何色ですか?」 
というような質問をされ、
折り紙の中から、色を選んで紙に貼る作業をした。
そして、自己紹介のときに、
選んだ色を見せ、理由を説明したのだ。



その講座とは、
かめこが住む、鶴亀市(仮)主催による、

「認知症の方を介護する家族のための介護者講座」。
認知症について学び、同じ介護者の中で意見交換できる場だという。

定員は12名。
対象は、
 現在、認知症を介護している家族(鶴亀市民)で、
 全7日毎週金曜日午後2時間の参加可能で、
 介護を通して自分の気持ちや生き方について振り返りたい人。
講師は、
 第5回を除き、臨床心理士さん。



なるほど、なるほど。
自分の介護を自己分析するために、折り紙の色選びね。
臨床心理士さんらしい、面白い導入だわ。


(といっても、「臨床心理士」って、かめこはお会いしたことないので興味津々)


プログラムは、
   第1回 認知症高齢者の心の理解①
   第2回     〃           ②
   第3回 介護者自身のこころに気づこう①
   第4回     〃             ②
   第5回 認知症の介護について
   第6回 サービスを上手く使おう
   第7回 明日からの介護に向けて 



前にも、同じプログラムで行ってとても好評で、
今回は、キャンセル待ちが出たほどだとか。
参加者の中には、その2時間を作るために、とても苦心されている人もいらした。
きのう5月8日が、その第1回目で、最終回は7月12日。

12名の受講者の他に、
7回とも、鶴亀市高齢者支援室から3人が出席。
             (介護家族もいる)



もうねぇ、かめこ興奮しまくりぃ!
すごく面白い!



そこで、特に興味を持った部分を、
かめこ流に脚色して、
7月まで、何回か記事にしたいと思います。

皆様とご一緒に、「介護」を考えていきたいです。

どうぞよろしく。




さて、かめこからも質問です。

あなたの介護は、何色のイメージですか?




□  ◆  ◇  ■   □   ◆  ◇  ■    □  ◆  ◇  ■   □  
【続きの表示】
【2009/05/09 13:24】 | 幸せな介護とは? | トラックバック(0) | コメント(21) |
ショートについて悩んでいること
2008年3月まで、
つるちゃんのショートステイ先は、
車で1時間半くらいの所にある、認知症専門病院だった。
つるちゃんが夜しっかり眠れるなど、落ち着いてきて、
穏やかに暮らせるようになったので、
4月から、地域の介護施設に移った。

新しいショート先を検討していた時点で、
つるちゃんは、
かめこの第一希望だった施設から、ショート受け入れを断られた。
そのショートの担当者が、デイでのつるちゃんの様子を観察して、

「つるさんは、うちでは無理です」と、ケアマネに回答されたのだ。
それは、まだ申し込みの書類も出さない段階での話だった。



そこで、かめこは、いくつかの施設を見学した上で、
今、お世話になっている “ほほえみ”さん(仮)に決めた。


“ほほえみ”さんは、かめこが以前(2003年秋頃)
10ヶ所ほどの特別養護老人ホームを見学した際、
好印象を持った施設だ。
その後も出向く機会があり、
ショート先探しの中でも一番気に入って、
そして、ここに決めた。

今でも、自分の目は信じられる。


もし、“ほほえみ”さんで、
つるちゃんのお世話が難しいならば、
見た限りでは、他でもやはり難しいだろう。




前置きが長くなりました。


つるちゃんは、昨年10月半ばから、
突然食べられなくなった。
そして、(量や形態はともかくとして)家で食べられるようになっても、
ショートステイ先では、
同じようにずっと食べられていない。

4月に見学した、“ほほえみ”さんでの食事時間、
つるちゃんの座る両隣には、他の利用者さんたちが居て、
特定のスタッフが(1対1でなくても)付くスペースはなかった。
つるちゃんの食事介助は、
全体を動くフリーのスタッフが、後ろから手を貸しているようだった。

そういう介助では、
今のつるちゃんは、食べられないに決まっている。



4月に、
いつも家で使っている、
コーヒー(ティと兼用)カップを持っていくことで、
エンシュア・リキッドと水分は、飲めるようになったようだ。

だけど、これからも、
食事はほとんど取れないだろう。 

ケアマネには、

「(つるさんにもっと手をかけることは、)
(スタッフの数に限りがあるので)物理的に難しいです」

そう、回答があったそうだ。



そうと知りながら、
それでも預けるか。


デイサービスが3月から週に3回になり、余裕ができたと感じている。
ショートについては、
4月は娘達が居た時の疲れが取れて、すごく助かった。
でも、今現在は、
デイが3回なら、なくても、何とかなる気がする。

だけど、またいつか、
どうしても必要な日が来るかもしれない。
自分の体力に自信がないもの。

今、預け続けていたら、
将来も預かってもらえるだろうけど、
今、止めたら、
その時になって、預かってもらうことは出来ないだろう。


できるだけ長く、つるちゃんと暮らしたい。
そのために打てる手は、すべて打ちたい。 
だから今は、
ショート先を確保し続けることが大事なんじゃないか。




それで、
昨年度は3泊4日が主だったけど、
5月からは、2泊3日にして、
これまで同様、毎月1回ショートを組むことにした。


決めたんだけど、
きっとこれからも、
毎回、来月から止めようかと、
かめこは、悩み続けることだろう。 




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[テーマ:在宅介護 | ジャンル:福祉・ボランティア]

【2009/05/06 23:59】 | 地域ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(21) |
訪問リハビリ開始
5月から、介護保険を利用してのつるちゃんの介護サービスに、
かめこの希望により、新しく 「訪問リハビリテーション」 を入れた。
なお、これに伴い、
訪問看護ステーションを、訪問リハと同一事業所に変更済み。



目的は、  (ケアプランなど書類上の文言ではなくて、かめこの思い)

① 日常生活のそれぞれの場面で、
   つるちゃんが今できる動きを、なるべく長くできるようにすること。
② 日常生活のそれぞれの場面で、
  安全が確保でき
  つるちゃんとかめこの双方にとって楽な介助方法を、
  かめこが身につけること。
 
     (ヘルパーさん達にも伝えて、介助方法を統一する) 


毎週金曜日の午前、理学療法士さんが来て、
つるちゃんの身体状況を専門的に見てくれることになった。
サービス時間は、単位としては1時間で、実際は45分くらいだそうだ。


ケアマネの話によれば、  
  認知症の人の場合、
  本人に、理学療法士さんの意図する動きをほとんどしてもらえなくて、
  初回のみで打ち切る例、や、
  例えば1ヶ月(4回)続けて、家族が介助方法を習得できた段階で打ち切る例、
  もあったそうだ。

うちがどうなるか分からないけど、とにかく、やってみることにした。


5月1日が初日。
理学療法士(PT)さんに、
生活の中の【つるちゃんの動き】と【かめこの介助方法】を、実際に見てもらった。

●イスから立ち上がる様子
●家の中を歩く様子 介護者の手引き
 (家の中で車椅子は使わない)
●イスに座る様子
●トイレを使う様子

   (用はほとんど足せないが、確認や取替え目的と形だけでも座ってもらう)
    まずかめこが手引きでイスから立ってもらって、
           手引きでトイレに誘導して、

           (トイレの引き戸は、常時開けておく) 
           壁沿いの手すりにつかまってもらって、
           立たせたまま、ズボンを下ろして・・・・。
  
        
●イスに座っているとき、身体が前や横に傾くことが多いこと
●手すりから手を放してもらうのに、指を一本一本引き剥がす必要があること。
●狭い場所の方向転換が難しくなっていること。
●つるちゃんが、介護者の手に強く体重をかけるので、両手でないと難しく、
 ドアの開け閉めなどに困っていること。
●手すりにつかまって立っているとき、膝が折れて立っていられなくなりそうなこと。
●ベッドに寝かせる時の様子
●ベッドから起こす時の様子
●玄関から外に出る様子 (電動昇降イスを利用)
●歩行器を押して外を歩く様子
    いつものコースを回った。


PTさんは、ベッド上で、つるちゃんの足を曲げ伸ばしして、
どれくらい膝が伸びくくなっているか確認されていた。



今回、PTさんに教えてもらった介助方法は、
①ベッドに寝かせるとき、
 肘をベッドにつかせれば、本人が寝たいと思えば寝られる。
②ベッドから起こすとき
 足をベッドの外に下ろして、つるちゃんの骨盤を押すだけで、
 起こせる。
  
  ②は、テレビなどでは見たことがあるが、試したことはなかったもの。
  あまりにも簡単で力を使わないやり方で、びっくりした。
  でも、①も②も、その場ではできたけど、まだ会得してない。

  (やり方の説明も、適切ではないと思います)



○つるちゃんが、いつもより調子良く、
 かめこが「○○してね」と言ったことを、すべてすんなりやってくれた。
 (すべて、かめこが手を貸して動くのだが、本人にその意思がないとできない。)
○PTさんの役割を理解しているように見え、
 PTさん(男性)に身体を触られても嫌がらずに協力的だった。

 なお今回は、正味1時間かかった。


初回としては上手くいったと思う。
かめことしては、専門家に介助方法を教えてもらえて、大満足。
【2009/05/03 23:59】 | 訪問リハビリ | トラックバック(0) | コメント(5) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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