つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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帰り道は「ちい散歩」
29日。
ファミレスの帰り道は、
川沿いの散歩道を車椅子を押していく。


川原には、菜の花が今も咲き続けている。
土手に、濃いピンクの芝桜。
日に日に、ピンクの面積が増えている。
この前まで若葉だった桜並木は、すっかり緑が生い茂り、
いつの間にか、木陰が嬉しい季節になった。

29日は祝日だから、
犬を連れてる人、走る人、昼寝する人、川で遊ぶ子ども達、
いろんな人が、集まっている。

コイがいて、カモがいて、サギがいて、この日はツグミを3羽見た。




ちいさんも歩いた散歩道



この川沿いを、あの“ちいさん”が歩いたんだよ。
テレビ朝日 「ちい散歩」、
4月17日金曜日の〈特選ちい散歩〉 は「新緑豊かな○○寺」
ロケはおそらく、13日月曜日午前。
だからおよそ半月前に、
ちいさんは ここを歩いて、岸辺にも下りていって、

(つるちゃんが川岸に下りることは、年に1,2回です)

この橋を渡って、お寺へと向かったんだ。


橋の上につる



番組の中で、ちいさんが言っていた。

いつもの、街を歩くのだって散歩なんですけど、
きょうのは、ほんとの散歩って気がする。



つるちゃんの散歩道を、ちいさんも気に入ってくれたんだね。
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【2009/04/30 23:50】 | つるちゃんの一日 | トラックバック(0) | コメント(7) |
ファミレスで離乳食体験
一番近くのファミレスに、離乳食のメニューがあると聞いて、
前から気になっていた。
もしかすると、つるちゃんでも食べられるかも、って。


祝日で、きょうはデイサービスがお休み。
お天気も良いことだし、散歩がてら行ってみようか。
「赤ちゃんだけです」と断られたり、
ちゃんと食べられなかった時のために、
家に お粥を用意して。

ファミレスのコップでは、上手く飲めないだろうから、
いつもつるちゃんが使っている湯飲みを持っていった。



行ってきたのは、ハンバーグ専門の“スモールガール”(仮)。
 

「もちろん(どなたでも)結構です。
 1種類しかなく、こういうもので
 (メニューの写真を見せて)、 
 パックのまま温めてお出ししますが、それでよろしいでしょうか」

との説明を受け、
一人分のイスをどかしてくれた禁煙席に、車椅子を付ける。



“しらすの雑炊”  和○堂 80g      200円 
家に帰って通販を調べたら、80g 39カロリー 2パックで280円


お粥が粒のままトロトロにしてあって、
形状としては、今のつるちゃんにピッタリだった。
具材も、すごく小さいけど、
ミキサーにかけてないから、
しらすとか人参とかが、それと分かる。
味も優しくて、
かめこが、つるちゃんに食べてもらって良いと思うものだった。



ベビーフード


それでも、
容器のままでは味気ないし、
いくら何でも、少なすぎる。

そう思って、
かめこは自分の分に、
つるちゃんが食べられるかも、と思うものを選んで注文していたから、
その “ハンバーグドリア” の
ハンバーグをスプーンでつぶして、ホワイトソースと混ぜて、
つるちゃんの口に運んでみた。

口の中に残っているのが見えるけど、
次を食べたいって、口を開けてくれる。
うまく口の中の脇にあるポケットに入ったのかしら?

“しらすの雑炊” の合間に、全部でも3,4口くらいだけど、
その“ハンバーグドリア”も食べてもらった。


その後、
つるちゃんには、デザートを注文。


「プリンとチョコレートアイスと抹茶アイス、どれが食べたい?」
「プリン?」 「チョコレートアイス?」 「抹茶アイス?」


一つずつ尋ねて、
つるちゃんが
 「うん」 と言ってくれた、
抹茶アイスを注文した。

(同じ質問をふた周りして、2回とも抹茶アイス)


抹茶アイスは、
足つきのデザート器に、ふた山きれいに盛られていて、
よそで食べる風。
しかも、
うちで買い置きしておくアイスより、美味しい。


アイス美味しくて良かったね。

って、
アイスを食べてるつるちゃんに、何度も言った。




テーブルに着いた頃のつるちゃんは、
困ったような顔をして、
なんとも落ち着きがなくて、
手を伸ばしてテーブルの上を触りまくったり、かめこの服をつまんだりと、
さかんに手を動かしていたけど、
アイスを食べる頃になったら、
すっかり落ち着いて、
普通の顔つきをしていた。

ここに来たのが、イヤなわけではなさそうで、
ほっとした。



もちろん、楽しい経験をさせてあげたい。
だけど、
イヤじゃないなら、
変わった経験も悪くない。



つるちゃんは、
家に戻ってから、
お粥とおかずを食べて、
エンシュアリキッドも、しっかり飲んだ。

お昼の時間が、おやつで、
おやつの時間が、お昼ご飯。

一日トータル量は、いつも通りかな。


(かめこのあげた“ハンバーグドリア”は、
 口の中に残ってなく、ちゃんと食べられていた)



ファミレスにて


【2009/04/29 23:12】 | お出かけ(寺以外) | トラックバック(0) | コメント(3) |
5での在宅6年目
4月1日付けで つるちゃんの要介護度が更新され、
これからの2年間もまた、要介護5になった。


2001年3月初申請時の“要支援”から始まり、
一段階ずつ介護度が増し、
“要介護5”と認定されたのが、2003年9月。
その後、更新される度に“5”と認定されているから、

通算5年7ヵ月間、“要介護5”の状態だ。

その間、つるちゃんは、
2年間ほど施設、3ヶ月間ほど認知症専門病院に預けられていた。
2004年4月、要介護5の状態で再び自宅で暮すようになり、
要介護5での在宅は、この4月、6年目に突入している。

(かめこの家族が、つるちゃんの介護のためにこの家に引っ越してきたのは、
1998年12月。今から10年と4ヶ月前)



要介護度は、一日に必要な介護時間によって決まり、
基準は、病気やケガが重いかどうかではなく、
介護の手間がどれくらいかかるか、だ。

だから、要介護5というのは、
介護保険の区分上、最も介護に手間がかかる、ということなんだけど、

つるちゃんの場合、
現実には、同じ“5”と認定されていた時期でも、
かめこの感じ方は、大きく異なる。



要介護5として再在宅を始めた2004年4月からの【5年1ヶ月間】を、
【今現在が“5”】の感覚を基準として、評価すると、



かめこが一緒に暮らしての実感では、
A.要介護5どころではなく、ランク外だと感じる時期
精神症状が大変厳しく、
導眠剤が効かず夜も歩き回り、食事の時間しか座っていられない状態。
言葉は時々出るが意思を伝えることは難しく、回りが推し量る必要がある。
介護にかかる手間を時間で量るならば、
そのことをさせてもらえるまでの時間が長いので、かかる時間はとても長くなる。
2004年4月(かめこが言えるのは、つるが自宅に戻った時点からなので)~2005年2月まで

   かめこは夜はまともに眠れず、昼間も極度の緊張が続いた
   もしも、娘が仕事を辞めて介護を手伝ってくれなかったら、
   つるちゃんを自宅に戻すことは、不可能だった。

   

ただし、手間がかかることと、家族が大変・辛いと思うこととは、比例しない。

かめこが辛いと感じた時期は、
精神症状の厳しさが、家族への攻撃に出ていた時期
その時期に介護保険認定を受けているとすると、要支援だったろう時期。
(1998年12月~1999年秋アルツハイマー病と診断がついて薬が出るまで)
と、
②預けた施設で、適切な介護が行われず、
 つるちゃんの尊厳が守られない、と感じていた時期。 要介護4、5。
(2003年夏~12月まで)



B.現在より要介護度が高いと感じる時期
2005年3月~2007年春頃
精神症状は厳しいが良い方向に向かっていて、導眠剤が効くようになっている。
外には出ないが徘徊あり、落ち着いて座っていられない状態。
疲れても歩きつづけるので足元が危なくて、かめこは極度の緊張感が続く。
介護にかかる手間を時間で量るならば、
そのことをさせてもらえるまでの時間が長いので、かかる時間はとても長くなる。
言葉で伝えることは難しく、介護者が察して状態を把握する必要がある。


C.要介護4に近いと感じる時期
2007年夏頃~2008年夏
生活のすべてに介助が必要。
精神状態が落ち着き、だんだん座っていられるようになってきた。
伝い歩きをするようになり、介助無しでは歩けなくなっていく。
食事は(食べにくい時期があるものの)比較的食べられる。要介助。
本人の意思が伴わないと、動いてもらうことはできないが、
たいていの場合、すんなりさせてもらえるようになる。
言葉で伝えることが難しい→介護者が察して状態を把握する必要がある。



D.介護保険要介護5が妥当と思う時期
2008年秋~
精神面はいつも落ち着いている。
食べにくくなった→全介助。食事の質と形状と量と介助方法に工夫が必要。
                    (栄養補助食品利用)
自力では歩けない→移動介助に以前に増して技術と注意力が必要。
言葉で伝えることが難しい→介護者が察して状態を把握する必要がある。




AからDまでを踏まえ、
現在の課題がはっきり見えてきた。

それで、昨年度までと“サービス利用体制”も一部変更し、

今のつるちゃんにとって必要な介護になるように、
また、より長く今の暮らしを維持できるようにと、

かめこは今一度モチベーションを高め、
つるちゃんとの暮らし方を、あらためて摸索しているところだ。




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認知症の症状の出た67歳終わり頃からの10年余のお話です。
母つるちゃんと家族との、互いの愛情を感じていただけると思います。
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テンプレートタイトル絵は、mayumi*さんが描いてくださいました。
動画部分は、ニャホニャホさんが加工してくだいました。

【2009/04/26 23:59】 | 介護保険の有効利用と     医療的支援 | トラックバック(0) | コメント(4) |
「こちらこそ」
2009年4月21日。
きょうから訪問看護ステーションが替わることになり、
ケアマネマウンテンさんと、
新しい訪問看護ステーションから、二人の看護師さんが見えた。



いつものイスに座っている、つるちゃんの右側にしゃがんで、
マウンテンさんが、看護師さんたちを紹介する。


きょうから、新しく来てくださることになった、看護師さんたちです。
つるちゃんは、マウンテンさんの顔をしっかり見ている。

次に、この訪問看護ステーションの長で、
つるちゃんのところに、毎週来てくれることになった看護師さんがご挨拶。


なんたらなんたら(ケアマネと同じような説明)看護師です。
よろしくお願いします。 



ここで、つるちゃんが言ったんだ。

こちらこそ。


つるちゃんの側には、ケアマネと二人の看護師さん。
マウンテンさんが、興奮気味に、


今、「こちらこそ」って、言ってくださいました!

それはそれは嬉しそう。
看護師さんたちも、とても晴れやかなお顔。




ケアマネのマウンテンさんは、
たとえ認知症が進んで言葉が出にくくなった人だろうと、
どういう暮らしをしたいか、
本人の意思を尊重することに、とてもこだわっている。
ケアプランに、
本人と家族の意向 を書き込む欄があって、

「(つるさんの方のような場合)、
普通は、“本人の意思は確認できないから”という風に諦めるのですが、
私は、つるさんご本人の意思を伺いたいです。
その方が、(つるさんの介護に携わる)スタッフも、やる気が出ると思うんです」

と、本人から、何とか聞き出して (言葉とは限らなくて、ただ頷くだけでも良い)、
意思を文言に反映させる努力をされている。




そんなケアマネジャーさんだから、
新しい訪問看護師さんが来ることを認めたと言える、つるちゃんの一言は、

彼女にとって、
どれほど意味があることだろうね。



つるちゃんは、
そんなケアマネジャーのお仕事の対する姿勢を、よく見ていて、

マウンテンさんの連れて来た人たちだからこそ、
自然に、
 「こちらこそ」が 出たんだと思うなぁ。


そして、
こんなつるちゃんを見ている、かめこは、
【認知症が進むと何も分からなくなる】と、思いこんでいる人たちに、


「言葉が出ないからといって、そんな風に決めつけないでください」
と、なんとかして伝えたいんだ。
【2009/04/21 23:10】 | つるちゃん名語録② | トラックバック(0) | コメント(10) |
娘のくれた休日
土曜日の夜、
かめこは、友人がボーカルを務めるブラジル音楽のコンサートに行ってきた。
(ブラジル音楽に興味のある方は、こちら まで)
初めて聴くブラジル音楽。
“サンバ”にも いろいろあるようなんだけど
好きな音楽だなぁと思えたし、
とにかくすごく楽しいステージだった。


ご機嫌のまま帰宅したら、
その日手伝ってくれた娘とオットさまが喜んでくれた。
そうだよなぁ、協力してくれた人にとっても、
かめこが楽しめて良かったなぁと、思った。



なんだか気分がすっきりして、
翌朝の日曜日になっても、ご機嫌で、
朝食を終えてから、
オットさまとつるちゃんと3人で、車椅子を押してスーパーに行った。
つるちゃんをスーパーまで連れて行くのって、
かめこにとってはヨイショって気合入れるようなことだから、
買い物があっても、
普段の日曜日だったら、オットさまに頼んじゃうところなんだけどね。



【続きの表示】
【2009/04/20 23:24】 | 支えてくれる人達 | トラックバック(0) | コメント(6) |
デイの昼食を見学
16日木曜日。
つるちゃんが通っている認知症専門デイサービス“そよ風”さん(仮)に、
昼食の様子を見学に行った。


食堂に、認知症デイの人10人と、一般デイの人30人が集まって食べる。
つるちゃんは、ほぼ窓際のテーブルに向かっていて、
スタッフさん
(この日は男性の主任さん)の介助でお食事。


それがね、
つるちゃんったら、
外から食堂を覗いた時には、
いつもみたいに頭が垂れていたのに、
食事中は、
姿勢良く、顔もスタッフさんをしっかり見上げているんだ。

すごいすごい!

スタッフさんとつるちゃんは、隣どうしのイスに座って、
向き合うまではいかないけど、ほぼそれに近い位置関係

ふむふむ、家でと同じね。 (ヘルパーさんによっては“向き合う”人もいる)


これまでも、
デイのお昼って、雰囲気いいなぁ。
と感じていたけど、
しっかり介助されるようになった今も、
ただ“食べさせられている”のではなくて、
周りの人の中で食事している風。
スタッフさんが
 「お肉食べようか。これはね、豚肉を。。。」とか話すのに、
目を見て お返事しながら、嬉しそうに食べている
隣のテーブルの女性に
(認知症の方だと思う)
あらぁ、(その器の中は)全部食べられたじゃない。
とか、言われたりもしてる!

いいなぁ、楽しそうだなぁ。

主任さんの位置からは、
食堂全体
(少なくとも認知症クラスの人たち全員) が見渡せて、
つるちゃんとお話ししながら、
みんなにも話しかけて気を配っている。
たまにつるちゃんは休憩にして、一人一人を見回り。

この日は、
同じテーブルにつかせてもらった、かめこのお相手も。
スプーンで介助の技、教えていただきました。



食事は、
もちろん、一つ一つが別々にミキサーにかけてあって、
色がきれいで、美味しそう!

(以前見せてくれた時の印象も、同じだったけど)

そして、
【これが最も飲み込みやすい濃度】なのだろうと分かる。
(濃い目のポタージュくらいかな?飲めるくらい)

ふむふむ、勉強になるなぁ。


 うちでは、
  物によって濃度を変えていて、
  たいてい これより硬いです。
  お粥は、
  (こちらでは、以前のまま ミキサーにかけていただいていますが)、
  この頃は、全粥の水分を飛ばして、
  まるでご飯に見える状態で食べられています。
  
    (16日夕・17日昼も、全粥水分飛ばしで0K)


かめことしては、
基本の濃度を理解した上で、
つるちゃんが無理なく食べられる程度に、
硬めにしたいと思っていた。
やっぱり、普通の状態に近いほど美味しいものね。

だから、
基本形【ミキサー食というのは、こういうものです】
というのを見せてもらえて、大満足。 




そうそう。
スプーンは、
ここでも、
ショートステイ先の“ほほえみ”さんで使っているのと、
同じ大きさの物を使っていた。

うちでは小さい物を使っていることを話したら、


 (いろいろな大きさがありますが)
   つるさんには、この大きさが合っていると思います。

との、主任さんのお返事。

(そうかぁ、
いろいろある中で選んでいるのね?
全部食べる目的だけではなくても、
この大きさが食べやすいという、見解なのね?)



それで、
その日の夕食で、
ショートやデイで使っているものよりは小さいけど、
いつも使っている、コーヒーをかき混ぜるタイプより、
明らかに大きいものを使って試してみた。


問題なく、食べやすそうだった。
ただ、うちでは濃度がそれほど緩くないから、
“大きくても ここまで” だと思った。
だけど、
小さい方が食べやすいとばかり思い込んでいたことは、
考え直してみたい

これから、
うちの食事形態をご存知の、ヘルパーさん達にも相談して、
【つるちゃんが一番食べやすいスプーン】 を見つけていきたい



とにかく、
前々回の記事に書いたように、
ショートステイ先“ほほえみ”さんで、大きなスプーンを使っていたことを、
これでは、余計に食べにくい、
と決め付けたことを、
申し訳なく思っている。
【2009/04/17 22:38】 | 認知症専門デイサービス | トラックバック(0) | コメント(8) |
母と孫のお風呂
つるちゃんのショートステイ先“ほほえみ”さん(仮)で、かめこが面会したとき、
つるちゃんはお風呂の後で、こざっぱりとしていた。
でも、とても疲れた様子で、お昼を食べるのは難しい感じ。
それは仕方ないなぁ。
家でだって、お風呂の後は疲れてしまう。
まして、慣れない大きなお風呂に入るのだもの。




お風呂は、デイでですか?
“ほほえみ”さんのスタッフさんに聞かれた。


これは、よくされる質問。
つるちゃんくらい歩くことなどに介助が必要な人になら、
浴槽をまたぐのも難しいだろうと想像できるし、
つるちゃんを少し お世話すれば、
筋力や体力的に、足や身体が不自由なだけでなく、
身体を、自分の思い通りに(まして介護者の意図に沿って)
動かすことは難しい人だと分かるだろうからね。



いいえ、家でヘルパーさんと私の二人で入れています。 


これを答えるとき、
かめこは、いつもなぜか、
ちょっとくすぐったいような気持ちになる。
湯船に浸かって、
ガーゼの手ぬぐいで顔をぬぐう、つるちゃんの様子が、
思い浮かぶ。


その “つるちゃんをお風呂に入れる幸せ” は、
デイジーから、【赤ちゃんの沐浴係】を仰せつかっていた時期、
(退院した翌日~島に発つ前日まで、毎日)、
それまで以上に、
幸せ度を増していた。



その頃。。。

週に3回は、
夕方、
ヘルパーさんと二人で つるちゃんをお風呂に入れて、
その後、
ピーチちゃんをお風呂に入れる。

母のお風呂と
孫のお風呂。
ふたつの【お風呂に入れる役】を、

かめこは、
大事に、大事に、
味わっていた。




お風呂の度に泣いていたピーチちゃんが、
お湯の中で、あくびをするようになって、


きょうは、ふたりとも気持ち良かったのね。
って、

それが嬉しくて嬉しくて、

なんて幸せなんだろう。
ブログに書きたいなぁ。


そう思っていたよ。



沐浴



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皆さんに、お願いがあります。
コメントをくださる時、頭に、絵文字のキャラクターを、入れてほしいんだ。
自分の、イメージ・キャラクターだよ。
気に入ったのを探して、自分の印にして、コメントの頭に、いつもつけてね。
もう、決まっているのは、  

家族:
mayumi*作可愛つる(つるちゃん) かめこ オットさま 長女ミニー
次女ディジー  亡くなったかめこ父 かめこ弟
スタッフ:ケアマネ:マウンテンさん  精神科医:Dr.お茶の水博士
     内科かかりつけ医:キューピー先生
訪問看護師:エンジェルさん達  訪問歯科の先生  
ホームヘルパー:かすみ草 しろつめ草 マーガレット ひまわり コスモス 
ネットで知り合った、お友達:      





【2009/04/15 18:20】 | 自分のこと | トラックバック(0) | コメント(11) |
ショートでは吸い飲みで?
4月10日金曜日午後~14日火曜日午前まで、
つるちゃんは、ショートステイに行っている。
この特養併設型ショートでは、
ほとんど食べられていなくて、水分も取りにくいようなのが気がかりで、
かめこは今日(13日)、
“ほほえみ”さんに、昼食の様子を見に行ってきた。



それより前、
今回お預けする前に、“ほほえみ”さんのスタッフさんから、

(前回まで)口を開けてくださらないので、“吸い飲み”を使っています。
と聞き、
びっくりしてしまった。

(吸い飲みなんて、
つるちゃんは、昔病気や手術で入院した時以来、使ってない。
そんなの使ったら、余計飲めなくなっちゃうと思うけど。。。)


それは、
エンシュアリキッドの飲み方の話をしていて出た事で、

かめこは、よく考えてみたら、
エンシュアリキッドは、
いつも花柄のコーヒーカップで出していたことに気がついた。
それで、
持参する荷物の中に加えたところ、
夕方連絡が来て、 

そのカップでなら、エンシュアリキッドを飲んでくれる とのこと。


きょう、行ったとき、
スタッフさんが、

「飲み物も、このカップでなら飲んでくださいます。
もっと早く持ってきていただけば良かった。。。」


と言われて、
かめこは、思いつかずにすまなかったと思った。




実際に“ほほえみ”さんでの食事風景を見て、
気づいたことはたくさんある。

吸い飲みを使って、うまく飲む方もいらした。
その方には、合った方法なのだろう。

介助の様子に目をやれば、
以前利用していた、認知症専門病院和やか病院(仮)の方が、
はるかに、
スタッフが付きっ切りで介助しなければ食べられない人が多かった。
(その場に居た人数は、病院30強、施設40人。
 ただしその病院の病棟は、個室料金名目の自費分あり)
というか、
ここには、
仰向けの姿勢のままの方もいらっしゃるようだけど、
つるちゃん以外は、ほとんど、
スタッフが、ご本人の“手”の代わりさえすれば食べられる方
のように、かめこには見受けられた。



食器器具の話に絞れば、
スプーンが大きくて、驚いた。
“デザートスプーン”と呼ばれるものだと思う。
カレーを食べる物よりは、一回り小さい気はするが、
家で使っている、
コーヒーや紅茶をかき回す小さいスプーンとは大違い。
(お粥とパン粥は、塗りの浅いスプーンを使っている。
冷えにくいし、より食べやすそうなので、全部これにしたいほど)


(つるちゃんが口を開けてくれなくて困っているなら、
小さいスプーンを試すのが自然じゃないのかなぁ?)


そうしたら、
ほほえみさんでは、これが一番小さいスプーンで、
もっと大きなものを使っている人もいる、とのこと。


つまり、
ごく少しずつ口に運んで、
しっかり舌の上に乗せてあげないと食べられない人は、
ここには居ない、ということなのだろうか。



ちなみに、うちでは、
器ごとにスプーンを用意している。
例えば、お味噌汁・お粥・主採・副菜と4つ器があれば4本。
つるちゃんは、きれいに舐めることができないから、
スプーンに食べ物が残ってしまって、
次に別の器からすくった時、前の味が混ざっちゃうからね。



ほほえみさんから出て、
かめこは、お店で一番小さいスプーンを2本買って、戻って届けておいた。

【2009/04/13 23:59】 | 地域ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(4) |
ご縁の帯に想いを馳せて
3月31日火曜日。
一つ目の「お参り」は、かめこの父の “お墓参り”


父の祥月命日は、4月2日。
当日も前日も、つるちゃんのデイサービスの日に当たるので、
今年は、3月31日火曜日午前に。


豪徳寺に行きますよ。
かめこが言うと、つるちゃんがうんと言って頷いた。
タクシーの中で、
つるちゃんは、かめこが渡した、父の遺影(を小さくしたもの)を、
両手で持って、見つめているように見えた。

どこででも、直ぐに寝てしまう、つるちゃんなのに、
行きのタクシーの中でも、もちろん豪徳寺でも、
帰りのタクシーの中でも、眠らなかった。
ずっと緊張して、
ずっと、お墓参りを意識しているようだった。



ひいじいちゃんの墓前にて

こうして、
妻つるちゃん、
 つるちゃんの娘かめことオットさま
            かめこの娘デイジー
                     デイジーの娘ピーチ
父が亡くなって8年目の今年は、4世代で、お参りできた。
この日の豪徳寺は、ソメイヨシノも枝垂桜も満開だった。




4月1日水曜日。 (お参りではないですが)
デイジーの夫ドナルド君が父島からやって来て、娘のピーチちゃんと ご対面
デイジーもドナルド君も、それは嬉しそうで、楽しそうで、幸せそうだった。

ドナルド君を、デイサービスから帰宅したつるちゃんに紹介する。

デイジーちゃんの旦那さんで、ピーチちゃんのお父さんよ

ドナルド君が腰をかがめて、
いつものイスに座っている、つるちゃんにご挨拶。
つるちゃんは、かめこの説明に、
ドナルド君の目をしっかり見て、
うんと言った。

すごく真っ直ぐな目で、感動したなぁ。
“デイジーのおばあちゃん”が、そこに居た。

その場にデイジーも居て、彼女もそれを感じていたことが、
かめこはとても嬉しかった。





4月4日土曜日。大安。
ふたつ目の「お参り」は、ピーチちゃんの“お宮参り”

ドナルド・デイジー夫妻、ミッキー・ミニー夫妻、オットさま・かめこ夫妻でお参り。
近くの神社にお参りして、お払いをしてもらい、
駅の向こうの写真館まで出向いて、記念撮影をした。
家に戻って、お祝いの食事をして、
みんなで、川沿いを散歩した。
桜並木が満開だった。


きょうはいい日だわぁ。
かめこは、何度も言葉にしてた。


つるちゃんには、
夕食に、お昼に出した、タケノコの煮物を食べてもらった。
タケノコが、意外にもミキサーにかけるとトロトロになって、
味も香りもちゃんとして、
つるちゃんが、とても喜んで食べてくれた。
お参りには参加してもらえなかったけど、
つるちゃんにも、祝ってもらえた気がして、かめこは嬉しかった。



丑年生まれです
神社にて、2009年2月27日丑年生まれのピーチちゃんです。


       
4月6日月曜日。 
三つめの「お参り」は、つる恒例の“お寺参り”。 


お寺に行くよ。
かめこが言うと、つるちゃんが うん と言って頷いた。

気づいていただけたかしら?
この記事、3度目の 
「うん」。
つるちゃんは、大事な時には、いつも、きちんと返事をしてくれるの。


お寺前のバス通りは、満開の桜並木。
境内の枝垂桜もきれいだった。
折りしも、この日は、“潅仏会”(かんぶつえ)
4月8日のお釈迦さまの誕生日を祝う行事(花祭り)。
本堂の前で、小さな像に甘茶をかける。
境内では、甘茶も振舞われていて、みんなで飲んだ。
甘茶って、甘い紅茶かウーロン茶のようなもので、
つるちゃんも美味しそうに飲んでいた。



お寺にて


本堂の軒先へと伸びる、5色の帯は、
お釈迦様と私たちの“ご縁”を結んでいるそうだ。
私たち家族の絆も、
この帯のように、
この先、離れていても、
しっかり結ばれて切れることはないね。



ご縁


今は遠い島に暮す娘と孫に、想いを馳せて。



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母つるちゃんと家族との、互いの愛情を感じていただけると思います。
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【2009/04/11 23:59】 | 孫(娘)たちの結婚 | トラックバック(0) | コメント(4) |
お参りは桜の中で
4月7日火曜日午前10時。
かめこの次女デイジー・夫ドナルド・赤ちゃんピーチの
3人を乗せた船が出航した。
25時間半の船旅を終えれば、
デイジーにとっては4ヶ月ぶりの“父島”に到着。
ここで、新しい家族の暮らしが待っている。



さて、
かめこの初孫、生後1ヶ月のピーチちゃんは、
東京最後の1週間で、
なんと3種類の 【お参り】 を経験していったよ。

3月31日火曜日。 
ピーチちゃんの 亡き ひいじいちゃんの【お墓参り】
4月4日土曜日。
ピーチちゃんの 【お宮参り】
4月6日月曜日。
つる毎月恒例 【お寺参り】


そのすべてが、満開の桜の下で行われ、
かめこ おばあちゃんにも、
特別大きな思い出をプレゼントしていってくれた。



そのご報告は、次回に。




ところで、
書籍『つるちゃんとかめこ』 をお持ちの方は、
目次ページ左:タイトル下のイラスト(mayumi画)をご覧ください。


ホラ! 同じでしょ! 
つるちゃんの散歩道は、今年も桜のトンネルです。



2009年4月6日
川沿いの桜

桜の中で


【2009/04/08 13:06】 | 孫(娘)たちの結婚 | トラックバック(0) | コメント(13) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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