つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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定期点検の明文化なる
思えば2月。
うちでレンタルしている車椅子の定期点検がなされていないことを、
かめこが疑問に思ったことに、端を発した件につきまして、
ご報告させていただきます。



2007年4月16日に、
つる契約会社の福祉用具部門責任者さんが、
この会社と契約している、全ての利用者について、
レンタル福祉用具の定期点検を行うことを、かめこに約束し、
その旨を盛りこんだ書類完成を、「1ヶ月以内」 と明言されて、
早、4ヶ月半。


本日8月31日、ようやくその書類を目にすることが出来た。

「1ヶ月以内」 の約束から、ちょうど1ヶ月目までに、
連絡がなかったため、
かめこは経過を問い合わせた。

その後、
あれは、その場限りの口約束だったのかと、
正直、信頼できないのでは、と感じた時期もあったが、
やっと、きょうの日を迎えることが出来たのだ。 



2007年8月31日、
福祉用具部門責任者さんが、つるかめ宅に来訪。
ケアマネージャーのマウンテンさんの同席の下、
かめこが希望していた事項を含む、契約書全文を説明してくれた。



「福祉用具レンタルサービス契約書」
これが、
今回、全面的に内容・文面について、社内で検討しなおされたようで、
新しいものが作成され、
この中に、


「なお、使用状況・適合状況等は、
 定期点検(目安として6ヶ月に1回)にて確認します。」
 
という一文が、盛り込まれた。


きょうは、契約書に署名捺印には、至らなかったが、
定期点検の実施が文章化されたことが確認できて、安心した。

責任者さんが、実例を含めて説明してくれたので、
この会社での、福祉用具レンタルの様子が良く分かった。
また、実際の用具の点検についてはもちろんのこと、
契約書類や付帯された重要事項説明書について、
かめこが利用者として気づいた点や、
日々の介護の中で気にかかっていた点について、
福祉用具部門の責任者さんに、話を聞いてもらえて良かった。



関連記事: 4月17日付け 「定期点検実現確約!」 
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-482.html


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【2007/08/31 18:04】 | 介護保険の有効利用と     医療的支援 | トラックバック(0) | コメント(10) |
私がたどった心理
8月26日付け朝日新聞生活欄 「患者を生きる」 のコーナーで、
認知症の人の家族がたどる精神状態・心理についての説が、紹介されていた。

それによると、

家族達は、
身近な人の、以前のしっかりした本人とは違う様子に接し、

①とまどい・否定
②混乱・怒り・拒絶
③割り切り・あきらめ
④受容

の、4つのステップをたどる、と言う。



これは、
これまでにも、他のメディアや個人のホームページブログなどでも、
紹介・引用しているので、ご存知の方も多いことと思う。

実際、
「その通り」だと感じている、ご家族が多いのだろうと思うし、
当事者でなくても、
「なるほど、そうなのだろう」 と、思われる人は多いだろう。

皆さんの場合は、どうでしょうか



だけど、
かめこは、①と②(ついでに、③もだけど)を経験しなかった。


花火

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【2007/08/28 18:33】 | 介護: 臨機応変・創意工夫!そして、未来へ | トラックバック(0) | コメント(21) |
お寺で夕涼み
8月最後の日曜日。
夕方、つるちゃんとオットさまと、お寺参りに行った。
お参りの後、その辺を一回り。
帰りがけには、5時近くなり、
参道の土産物屋にぶら下がったちょうちんにも、明かりが灯る。


夕涼み20


なんだか急に、人影がまばらになった。
夏休み最後の日曜日とあって、
この参道も、行きがけには結構賑わっていたんだよ。
その時、帰りに食べようね、と、約束したソフトクリーム屋は、
今見たら、もう店じまい。
つるちゃんは、3時のおやつ抜きで、お寺にやって来たのに。
お参り前に食べときゃ良かったね。

(結局、家に帰ってから、買い置きの抹茶アイスを食べた。)

それにしても、このお寺は、夕涼みにピッタリ。
今、一段と涼しい風が抜け、
つるちゃんが、帽子を押さえた。 



追伸:左手の傷は、内出血部分の皮膚がむけています。
   先週の日曜日からなんだけど、
   毎日ガーゼなどを取ってしまうので、治りません。
   お寺から帰って、
   また、むしって、傷を引っかいて、血が出てしまいました。



【2007/08/26 23:59】 | お寺参り① | トラックバック(0) | コメント(24) |
続:徘徊で警察に通報
「警察に通報した徘徊:後編」
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-553.html
の続きです。



2回続けて行方不明になった日から、20日程経った、
2004年(平成16年)5月5日 
今度は昼間、つるちゃんが行方不明になり、警察に通報した。 
これが、6回目だ。

ちなみに、1回目は、
施設にいる時で、かめこの付き添いで来てた病院より。
2・3回目は、施設より。
4・5回目は、自宅で夜間。



夜間(パジャマを着ている間) については、
午前5時前と真夜中の2回続けて、
出ていくことに、かめこが気付けなかったので、
その後直ぐ、
玄関に、つるちゃんには開けられない鍵を、つけていた。
内側から開けるにも、器具をはめて回さなければ開けられない、
ピッキング防止用の鍵だ。

「閉じ込めることはしない」、という意向だったので、
かめことしては、残念だったが、
夜の10時から朝の5時までは、この鍵をかけて、
つるちゃんを外に出さないと決めた。 

とは言っても、
結局、10時過ぎても、一緒に出ていたけど。




だから、警察に通報した徘徊としての最後は、日中の話です。




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【2007/08/24 11:10】 | 暴力・暴言・異食など:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(8) |
熱くて冷静なつる
まずは、“熱い”つるちゃんのエピソードから。

きのう、8月21日火曜日、
つるちゃんは、
おやつを買いに行った、えいと・いれぶんで、泣いちゃったんだって

mayumi*作


連れて行ってくれた、ヘルパーのしろつめ草さんの報告によれば、

つるちゃんは、アイスのコーナーには目もくれず、
いつもの冷蔵スィーツコーナーに、まっしぐら。
        (車椅子を押してもらってのことだけど。)
迷わず、一番下の段・左端にいつもある、 “それ”をゲット
        (実際には、手が商品に届かない様に配慮してる。)


・・・しようとして、手を伸ばしたのに、

なんと、“それ” が無い  



それで、泣きだしちゃったんだって。

     
          (つるちゃんって、なんて可愛いんでしょう! 


たまたま側に居た、いつもの店員さんが、
その様子を見てて、


こちらにも (パンの隣の和菓子コーナー) ありますよ。
って、“それ” を取って見せてくれた。


でも、それじゃぁ、ダメなの。



結局、
アイスのコーナーで、カップのかき氷の宇治金時を選んできた。




家に帰ってきたつるちゃんは、なんだか不機嫌。
でも、買ってきた、かき氷は、集中して食べてた。

それで、かめこが、

良かったね。宇治金時もおいしそうじゃん!って、言ったら、

いいわけないでしょっ!
私が食べたかったものじゃない、
って、しろつめ草さんから、聞いてたくせに。


って、言うような顔つきで、にらまれちゃった。



ちなみに、
この日、つるちゃんの食べたかったものは、
少し前の記事でも紹介した、

        “串たれ” 他の“みたらし” じゃ、NG。


つるちゃんの、おやつについての思いは、 

       熱いのだ  



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【2007/08/22 13:25】 | つるちゃんの一日 | トラックバック(0) | コメント(10) |
灯篭流し2007
2007年8月18日土曜日。
つる家からすぐ近くの川で、灯篭流しが、行われた。
今年で6回目、かめこの父の亡くなった翌年に始まった、その催しに、
つるちゃんとオットさまと3人で出かけた。



灯篭流し


橋の上で車椅子を止め、つるちゃんに見てもらおうとしていたら、
橋の上で立ち止まらないでください。
と、パトロールの警官に、何度も声をかけられた。
土手を降りるのは、人が多くて危ないので、
上から、柵越しに見るしかなく、
車椅子に乗った、多分視野の狭い、つるちゃんからは、
残念ながら、この景色は、見えてないはず。



灯篭流し


先に、いったん様子を見に来たオットさまの話では、
お坊さんがお経を上げ、人々が灯篭を持って橋を渡って、
向こう岸に向かっていたという。
泣いている人達も居た、と教えてくれた。


夕食を済ませ、3人で川についた時には、
雅楽が流れ、
約1000基あるという灯篭は、全て川を漂っていた。



向こう岸に人がいます。


見えてなくても、感じ取ってほしい。

つるちゃん、
灯篭の一つ一つには、流した人々の想いが灯っているんだね。



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【2007/08/19 12:07】 | お出かけ(寺以外) | トラックバック(2) | コメント(20) |
尿量と便通について
今週の日本列島は、40.9度なんて気温を計測した地域もあるほど、
記録的な猛暑となっている。
東京地方は、今朝、ようやく一息つけた感じだが、
暑さで体調を崩された方、お見舞い申し上げます。



そんな中、つるちゃんは、食欲もあり元気にしてるよ。

身体的な面での、昨年一昨年の夏場との一番違いは、
昼間のお☆っこが、量も回数も良く出ること。

3年前から昨年までは、尋常ではない汗の量で、
そのせいか、
たくさん飲んでるのに、昼間のお☆っこの量と回数が激減してた。
朝起きてから、デイサービスの終わる4時半まで、
1回も無いことが、何回もあって、
デイのスタッフが心配してくれてたほど。


一般的には、
年をとると腎臓が弱るから、横にならないと尿が出にくい、
というのもあるらしいけど、

つるちゃんの場合は、今年との違いを考えると、
「徘徊」とは、密接に関係があると思うんだ。
つるちゃんの場合は、歩き回る時、すごく力が入っちゃうからねぇ。
あれじゃぁ、あの汗の量も理解できるよ。
お☆っこが出なくなっちゃうほど多い、っていうのも。


それが、今年の夏は、歩行状態が昨年より落ちたこともあり、
いくらでも歩き回る「徘徊」 は、見違えるほど減った。
昼間の汗も、並みの“汗っかきさん”くらいか。
だから、お☆っこがしっかり出るようになったんじゃないだろうか。


ただ、ほかの面でもいろんな感覚を取り戻してることを考えると、
「認知症の激しい精神症状のせいで、身体機能のバランスを崩し、
脳からの指令がうまく伝わらなかった」

というのも、考えられるのではないか、とかめこは思っている。



ところで、
つるちゃんは、今でも 『落ち着かずに動く』 けど、それって、
トイレに行きたい、とか、お☆っこ出ちゃった、とか、
あるいは、かめこの側に居たい、とか、ちゃんと訳がある。
つるちゃんなりの、意思表示なんだよ。 

(でも、ここしばらく、トイレでは用を足してません。
 こちらの対応遅れ。つるちゃん、分かってあげられなくて、ごめんね。)

 

一方、便通に関しては、
7月のショートステイの後からは、
便を柔らかくする薬(カマ)だけでは出なくて、
腸を動かす薬(ラキソべロン)を使っている。
カマだけで滞りなく出てたのは、わずか2ヶ月足らずの間だったなぁ。
(モーニング・アイスミルク朝一の牛乳は、ずっと続けている。)

ラキソの量は、ここ半年以上、25滴。(使わず出てた時期を除く。)
かなり多い。
それも、ショートへの行き来で環境の変化があるせいか、
うまく使えていない。
今回8月13日の帰宅後、初めての便通は、
ショートに行く前と同じラキソの量なのに、すっきり出ずに、
一日に10回位お通じが出て、夕方までお腹がグルグルして、
シャワーとかも度重なると負担で、つるちゃんが辛い思いをした。 
(2回目は、それほどでもなかったから、環境の変化は影響してると思う。)



でも、
3年前2年前には、
たった1日便通が無かっただけで、
とても落ち着きが無くなり、機嫌が悪くなっていた。
ツメタテなども増えていた。


認知症専門病院和やか病院(仮)病棟看護師長さん曰く、
【便通調整が認知症ケアの要】 と言われる所以だろう。


今年は、1日2日の便秘は、気持ちにも食欲にも、さほど影響無いようだ。
それだけ、精神状態が落ち着いているということだね。




今週の猛暑にめげず買いに行って選んだ、つるちゃんのおやつは、
月:串たれ (ショートから帰宅した日。絶対これ、と主張した)
火:カップのカキ氷 宇治金時 (アイス入り。おやつ選び史上初の氷!)
木:カップのカキ氷 練乳白くま (特に早食いだった)
金:カップのカキ氷 ふわふわ(お店のみたいに、ほんとにフワフワ)
(水と土は、抹茶水羊羹  デイサービスそよ風さん(仮)にて) 

「えいと・いれぶん」 へは、冷凍庫で冷やした保冷バックを持って行くんだよ。


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【2007/08/18 11:41】 | アルツハイマー病(非定型) | トラックバック(0) | コメント(4) |
6時前の会話たち
今朝は、6時前に、
つるちゃんが、ベッドの上から、かめこに話しかけた。
声の調子から、にっこにこしながら、って分かる。



おかぁしゃ~ん、どうたらこうたら。どうたらこうたら。  
(以下、一つ一つを単語としては聞き取れなかったけど、
抑揚などから、かめこは、つるちゃんが何て言ったか、分かった。)


見ると、
つるちゃんは、いたずらっ子みたいに目をくるくるさせて、
愉快でたまらない様子。


かめこは、答えた。


そうなの。
さっき、つるちゃんの横で寝かせてもらったのよ。



夜中に、15分位だけど、
エアコンの風が、ベッドの高さではどうなのか、気になって、
かめこは、つるちゃんの寝てるベッドに居た。
その時は、つるちゃんは反対側を向いて寝てたから、
表情とか、全然分からなかったけど、
朝目が覚めて、一番に、
さっきのことを話してくれたんだね。 


つるちゃんの話は、続く。


本日8月15日、つるちゃん、ご機嫌大変麗しくお目覚め~。

mayumi*作

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【2007/08/15 23:59】 | つるちゃんの一日 | トラックバック(0) | コメント(18) |
慈愛の人
慈愛が、おありになるのね。

ショートステイ先の病棟の看護師長さんが、
つるちゃんのことを、そう言ってくださった。

つるちゃんが、
師長さんの肩や腕や脚をさすってくれた、という話から。



本当に、周りがよく見えていらっしゃいますね。

そうも言ってくださった。


つるちゃんは、スタッフ達が、
いつも、自分やお仲間に、良くしてくれてる、
ということを分かってる。

お仲間のことも、
家で暮すことは難しい人たちだって、
分かっているように見える。



きょう、かめこが迎えにいった時、
つるちゃんは、隣に居たお仲間に、何度も叱られてた。
その方は、注意屋さんのようだった。

それで、つるちゃんは、
少し言い返したりもしてたけど、
冷静に対応していて、
困ったなぁ、誰か、助け舟出してくれないかなぁ。
と、スタッフを探してる様子だった。

その方が嫌だとか迷惑だとか、そういう感じではなくて、
優しく上手に対応できる人を探してるようだった。


その場面にも、
 『慈愛』 という言葉が、似合っていた。




これまで、
かめこのボキャブラリーにはなかった、その言葉。

この頃のつるちゃんにピッタリの言葉。
   


かめこのお母さんは、慈愛の人 です。



つるちゃんとかめこ
お友達の三毛猫さんが、描いてくださいました。
「慈愛の母つるちゃん」 と 「張り切りガールかめこ」 に見えない?
 


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【2007/08/13 23:56】 | 病院ショートステイ | トラックバック(0) | コメント(16) |
徘徊で警察に通報:後編
「徘徊:再同居に向けての方針と対策」(この下の記事) の続きです。
警察に通報した徘徊、全6回のうちの、4回目と5回目について。
家から行方不明になって、警察に通報したのは、全部で3回です。
それ以外の徘徊には、
ご近所さんが直ぐに送り届けてくださった1回と夜間を除き、
全て付き添いました。



2004年4月7日(水)、(認知症の症状が出て、7年弱)。
再び家に戻ったつるちゃんは、
日中夜間共、家の中を歩き回っていた。
外に出ようとするのは止めずに、介護者が付き添って出ていた。
夜間は、当初、導眠剤なしで眠るものの、
自分でトイレに立ち、その後落ち着かずに徘徊。
寝るように言うと、寝るが、朝、5時前にトイレに立ち、その後徘徊。



4月13日(火)AM5時前、
朝のトイレの後、パジャマのまま、玄関から外に出てしまった。

戸締りは、いつもどおり。
つるちゃんは、2種類の鍵を開けて、自分の靴を履いて出て行った。

かめこは、その日も、てっきり家の中を歩き回っていると思い、
つるちゃんがいないことに気づくのが遅れてしまった。


外を探すが、方向も分からず、見つからない。
直ぐに110番通報。
地元警察署に出向き、服装などの特徴を話し、手配してもらう。

かめこは、警察署から2キロ程の道のりを、
つるちゃんを探しながら、歩いて家に戻った。
程なくして、
隣接する市の警察署から、確認の電話が来た。
つるちゃんらしき人を保護してるという。

電話の先で、つるちゃんが大泣きしてる 。mayumi*作

この時、
つるちゃんは、家から地図上直線で2キロの地点まで歩き、手を挙げ、
タクシーを止めて乗り込んでいた。
(つるちゃんは、その頃、車を見ると手を挙げるのがクセだった。
 タクシーに乗ろうとしたわけではないと思う。)
タクシーの運転手さんが、パジャマ姿のつるちゃんを、
そこから一番近い、その隣接警察署に、送り届けてくれたのだった。


ミニーとかめこが、迎えに行った時、
つるちゃんは、
二人の婦警さんに菓子パンをご馳走になり、優しくしてもらって、
もう、泣き止んでいた。
  mayumi*作


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【2007/08/12 22:47】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(6) |
徘徊:再同居に向けての方針と対策
「徘徊で警察に通報:前編」 (この記事の下) の続きです。

2004年(平成16年)4月7日(水)。
つるちゃんが、再び自宅で暮す日が実現した。
かめこの入院手術をきっかけに2年間居た、小さな施設を出て、
再在宅準備期間としての3ヶ月半を、認知症専門病院で過ごした後だった。
症状にかめこが気付いてから、やがて7年になろうしていた。


つるちゃんの認知症の症状は進んでいた。
病院では、
かめこが娘どころか、顔見知りだということさえ、分からなくなっていた。
夜中、歩き回り、
日中は、レクりエーションなどに参加することもあったようだが、
歩き回るか、ソファー座ったまま、うとうとしたりすることが多かった。

けれども、
夜中に歩き回っても、迷惑がられることもなく、
小さい施設でされてたように鍵をかけた部屋に閉じ込められることもなく、
好きにさせてもらえることや、
ストレスの少ない環境にいるおかげだろう、
周りの者が目を覆いたくなるような行為は、姿を消していた。

なお、2004年4月7日の退院時に、かめこに渡された、
記録「看護サマリー」の生活行動障害及び精神症状の欄には、
「徘徊」・「拒薬時々」・「感情失禁」・「暴力行為」が記載されている。
「病棟を歩き回ること」は、専門病院が、「徘徊」と分類するものなのだ。



さて、家に戻ると、つるちゃんは、
かめこが娘だということは、依然、わからない様子だったが、
住み慣れた家だということは、当然のように分かっていて、
ご近所さんの顔もしっかり覚えていた。

また、雨戸を閉める、布団をたたむ、などという、
主婦としての生活習慣は、直ぐに自然に取り戻していた。 



【徘徊についての方針】

つるちゃんが自宅で暮していくに当たり、
かめこは、【どれだけつるちゃんの自由を守れるか】 にこだわった。
だから、「徘徊」 についても、
家を出て行くのを、できるだけ止めないようにしたかった。



【再同居に備えての徘徊対策】

という訳で、
つるちゃんが一人で家を出てしまうことを前提に、対策を考えようとした。

2004年当時、すでに、
認知症のある人に探知機を所持させて、現在地を特定できるシステムは、
実用化されていた。
でも、それを、つるちゃんに常に持たせておく手立てが思い浮かばず、
トイレに捨ててしまう心配の方が勝っていたので、断念した。
他の対策も、ないわけではなさそうだったが、
前ケアマネのアドバイスでも、
病院にいる時と家にいる時とでは、様子が全く違うことも予想される、
ということだったので、

事前の具体的な対応策としては、
ご近所に、つるちゃんが、また家で暮すことをご挨拶した時に、
徘徊するかもしれないことを、知らせるにとどまった。
範囲は、いわゆる向こう3軒両隣と、たまたま道でお会いした人、
その年と前年度の地域自治会会長。
(小さい自治会で、構成世帯数は少ない。
年度の切り替わり時期で、新旧会長共、つるちゃんとかめこの顔見知り。)


その後、色々対応策をとることになるが、
要になったのが、ご近所に目配りしていただけたこと。
この時も、それぞれの方が異口同音に、「気をつけて見てますね。」と、
言ってくださり、実際、言葉以上のことをしてくださった。

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【2007/08/11 21:56】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(0) |
認知症暦10年
認知症だと診断された人が、いつから認知症になったか


それは、

本人や家族が気づいた時から。
 だと、

かめこは考えている。




つるちゃんの場合は、1997年初夏。
かめこが、つるちゃんが待ち合わせが出来なくなったと、気付いた頃だ。
つるちゃんは、じき68歳になろうとしていた。

やがて夏休みになり、
おばあちゃんの様子を見た、ミニーとディジーの感想も同じで、
かめこは、つるちゃんの“痴ほう”を確信した。



病院で、アルツハイマー病との診断がついたのは、その2年半後。
それ以前に受診した病院では、痴ほうではない、と、断言されてた。




10年前、
かめこは、つるちゃんの10年後なんて、想像つかなかった。


10年経った今、
つるちゃんは、また、住み慣れた家で、かめこ達と暮している。

たくさんの人の助けを借りて、
たくさんの人に見守られながら。



10年後のことなんて、かめこには想像つかない。

だけど、大切なのは、きょうという日。
つるちゃんが、精一杯生きている、今。  


夫が亡くなったことも、かめこが娘だということも、
今は分かるようになった。




つる認知症暦10年。

きょうも、とても頑張っているよ。




追伸:
きょう7日から13日まで、つるちゃんは、ショートステイ。
久しぶりの女性ドクターに、
(つるさんが、)随分表情が豊かになられて、感激しました。 
お家でのケアが良いんでしょうね。と、誉めていただきました。
かめこは、素直に嬉しいです。



   

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【2007/08/07 23:29】 | アルツハイマー病(非定型) | トラックバック(0) | コメント(12) |
おやつを買いに2007夏
お見舞い

関東では、この夏の最高気温を記録した日曜日。
つるちゃんは、いつも通り、おやつを買いに行った。
デイサービスに行く日以外、家にいる時はほとんど毎日のこの習慣も、
もう3年以上続けている。




さぁ、着きましたよ。えいといれぶ☆


えいといれぶん


おやつを買いに来たのね?
楽しみなのよねぇ。


せっかく声をかけてくれた、コンビニの店長さんを無視して、
つるちゃんは、冷蔵品スィーツのコーナーに、まっしぐら

以前は、左側のパンのコーナーも見てたけど、
この頃は、もっぱら、右側のこのコーナー専門。



おやつコーナー

つるちゃん、いきなりスィーツの隣の、お豆腐をゲット  

違う違う 丸くて、どう見てもお菓子みたいだけどね。
(下の写真に写ってる)


つるちゃんの好きなものを5,6種類、
一つ一つ、顔の近くまで持っていって、見せる。
“串たれ”を見せた時と、“生クリームDOらやき”を見せた時、
つるちゃん、激しく反応。
つかもうとする。
きょうは、杏仁豆腐も水羊羹もプリンも、全く興味ないみたい。

“串たれ”の方が“どらやき”より反応が大きかったから、
もう一度見せたら・・・


おやつ


わしづかみ。もう、私のものよ!


お買い物


という訳で、2007年8月5日のつるちゃんのおやつは、
“串たれ” でした!

短い串に、団子が二つ差してある。
これをつるちゃんが1本、かめこが2本頂戴した。
このみたらし団子、ホントにおいしいんだもん。
つるちゃんは、串は持たないで、団子をそのまま持って食べてた。
おかげさまで、今のところ、お餅も小さければ問題なく食べられる。


えいといれぶ☆の、冷蔵スィーツコーナーの和菓子は、
どれも、つるちゃんのお好み。
とてもおいしい上に、ほとんどが小さくて食べやすい。

ちなみに、
つるちゃんとが、今はまってるのは、“生クリーム大福MAンゴー”
甘酸っぱくて美味。
つるちゃんは、かめこと半分こ。指を餅だらけにしてほお張る。

“生クリーム大福ほうじ
ってのもあって、これが意外にイケル。
つるちゃんが、それを選んだ時、かめこもいて、
え~? って、思ったんだけどね。



関連記事:「おやつ選び」 2006年3月5日
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-53.html
「2ヶ月後のおやつ選び」2006年5月11日
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-129.html

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   テンプレートタイトル絵は、mayumi*さんが描いてくださいました。
素材もブログ「mayumi*のココロ」さんより、お借りしてます。
てるてるちゃんの素材は、素材や屋さんからお借りしました。
皆さんに、お願いがあります。
コメントをくださる時、頭に、絵文字のキャラクターを、入れてほしいんだ。
自分の、イメージ・キャラクターだよ。
気に入ったのを探して、自分の印にして、コメントの頭に、いつもつけてね。
もう、決まっているのは、  

家族:
mayumi*作可愛つる(つるちゃん) かめこ オットさま 長女ミニー
次女ディジー 亡くなったかめこ父 かめこ弟
スタッフ:ケアマネ:マウンテンさん  精神科医:Dr.お茶の水博士
     内科かかりつけ医:キューピー先生
訪問看護師:エンジェルさん達  訪問歯科の先生  
ホームヘルパー:かすみ草 しろつめ草 マーガレット ひまわり コスモス 
ネットで知り合った、お友達:

mayumi*作 コメントと絵文字の入れ方。
①画面右下の「コメント」と書いてあるところをクリック。
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   ③コメント投稿欄の上のアヒルクリック。
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【2007/08/05 23:59】 | お出かけ(寺以外) | トラックバック(0) | コメント(10) |
車椅子の日除け2007
ようやく梅雨が明け、いよいよ夏本番。 

というわけで、 


今年の 【車椅子用の日除け】を発表します

今年は、
屋根・後ろ・横・横・前の、5面を、ほとんどカバーしました。



車椅子用日除け


覆う面積が大きくて黒いので、
アスファルトからの照り返しを防ぐ効果も、少しは期待したいと思います。
日除け部分が網状で薄いので、
 ・必ず帽子(出来ればUVカットのもの)を被ります。 
薄い網状であることの、長所としては、
 ・アスファルトからの照り返しの熱が、こもりません。
 ・車椅子に乗ってるつるちゃんが、景色を見ることが出来ます。
 ・車椅子を押す、介助者から、乗ってる人の様子が見えます。
 ・同じく介助者から、進行方向の道路が、比較的見やすいです。



車椅子に日除けをつける場合、介助者から、

道路や周囲の状況が見えにくいと、大変危険ですから、

気をつけましょう!



ひよけ



設置は、
つるちゃんが、車椅子に座ってから。
支柱は、
車椅子の背もたれカバーの穴に、下までしっかり差し込みます。
              下の写真参照:差込部分は、55センチ位。

(この『日除け』は、このように、
支柱が深く差し込めるタイプの車椅子用です。)

降りる時は、
日除けを外してから、つるちゃんに立ってもらいます。 


材料は、100均とホームセンターで、調達しました。
(100均では、大きな日除けは、なかなか置いてないようです。
   大型カー用品店の方が、見つけやすいかもしれません。)

 園芸用支柱 曲がっているもの 150センチ @55円を 2本
  手で曲げ伸ばしできるが、一方向から力を加えないと折れる。
  (折れても使えます。写真のものも、折れてるのよ。)
 
 車のリアウインドウ用日除け 50×100位 @100円を 2枚   
   うち1枚は、枠を外してペラペラにして、前に垂れ下げる。
 ・車ウインドウ用日除け 中  2枚で300円位
     横の部分に使用。

    
    きちんと折りたたむことは、できませんが、
    二本の支柱を、とても大きな洗濯バサミなどで止めておけば、
    ほぼ近い状態になり、車のトランクにも車椅子と一緒に入ります。    



日除け10


本当は、随分前に出来ていたんですよ。
暑い日も、つるちゃんが、おやつを買いに行かれるようにね!
100円ショップに下見に行ってくださった、お兄ちゃん、
            どうもありがとうね~



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テンプレートタイトル絵は、mayumi*さんが描いてくださいました。
素材もブログ「mayumi*のココロ」さんより、お借りしてます。

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【2007/08/02 20:00】 | 介護品のこだわり | トラックバック(0) | コメント(16) |
大変だわねぇ
先週、
用事で来たヘルパー会社の社員さん(ヘルパーの指導係り)二人を、
つるちゃんの目の前で、大きな声で叱り飛ばしてしまった。


(仕事に対して)意識が低すぎるわよ
      
社員さんたちは、
かめこのイカリの直接の原因になった、“判断ミス”について、
ただただ謝ってくれてた。
でも、
多分、本当に改めるべきところは、理解されてない、
と思うけど。



かめこはね、認知症になった、つるちゃんには、
何でこんなことするのよ!
って、頭にきたりしたこと、ほとんどない。
多分、以前このブログの記事に書いた、その1回だけかも。

だけど、プロがプロの仕事をしてくれてない、
というのには、すごく反応しちゃう。

それで、
先週、冒頭に書いたことが、起こった。
かめこにも、
判断ミスを起こさせるような要因があったことは、事実なんだけど。 



その後、社員さんたちは、予定を切り上げて帰って行った。

玄関先で、つるちゃんは眉をへの字にして、
その社員さんたちに、
お気の毒に、か、大変だったわね。というような眼差しを向けた。

事の発端は、つるちゃんの言動だったから、
私のせいで、こんなことになっちゃって、
と、心を痛めたようにも見えた。

この子ったら、すみませんねぇ。気が強くて。
って、
社員さんたちに対して、
かめこのことを謝っているようにも見えた。


だけど、かめこに対しては、
別だん変わった様子はなかった。
いつもの普通のつるちゃんだった。



ひまわり

【続きの表示】

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【2007/08/01 13:36】 | 名語録かめこへの想い | トラックバック(0) | コメント(14) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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