つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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徘徊の変化の意味
3年前の2004年4月7日。
つるちゃんは、2年3ヶ月ぶりくらいに、自宅で暮すことになる。
当初、週に5日は、かめこ+ミニー(勤めを辞め介護を手伝う)
+ヘルパーさんの3人体制。


その1日目から、
つるちゃんは、よく歩き回っていた。
外にも出ていった。
全てに付き添う。
4月13日早朝と14日午前1時前に、相次いで行方不明になり、
警察に保護される。
夜間は、ドアに開けられない鍵をかけ、
全ての服の襟に名前と電話番号をつけ、
17日に、“徘徊感知マット”なるものを、玄関の外に設置した。
しかし、目が届いていたつもりの、5月5日昼間に居なくなり、
その日から、徘徊感知マットを24時間作動させることにした。



時を同じくして、(4月17日に突然)
とても激しい暴力行為が始まる。
徘徊で外に出ていたことも、暴力行為を乗り越えるヒントになり、
発作が出るたびに、外に連れ出す。
5月中旬、3日間、外を大声で歌いながら2人で歩き回り、
暴力行為(転化としての叫び声・悲鳴共に)、なくなる。


しかし、それと引き換えるように、寝つきが悪くなり、
同時に、徘徊の様子にも、変化が起こる。
(前記事に書いたのは、その後の様子。) 



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【2007/09/16 09:48】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(8) |
徘徊:ヘルパーの4時間
「徘徊」 について、
先日、2004年の再在宅1年目から来てもらっている、
ヘルパーさん3人に、別々に話を聞いてみた。
3人のうち、ひとりは、4月の再在宅開始から、ふたりは9月から。
当時のサービス時間は、
午後の2時から6時までの4時間で、入浴介助を含む。



以下は、
3年前、2004年の4月から12月までについての話です。


先日、それぞれのヘルパーさんに、まず尋ねたことは、
4時間の「徘徊」の回数、わかる?

この場合の「徘徊」 と言うのは、外限定。
つるちゃんが、自分から外に出たものをいい、
歩き回って、自分では家に帰らないものを言う。



ヘルパーさん達3人は、数なんか聞かれて、とても困ったようだったが、
3人とも、それぞれ、4時間で5回を下らない、とのことだった。



つるちゃんは、一日中、
食べてる間と眠っている間とお風呂とかトイレとかの時間以外、
家の中を歩き回る。
エンドレスで。
何かに憑かれたように、
赤い靴を履いて踊り続ける女の子のように、歩き回る。



ヘルパーさんは、
つるちゃんが歩き回るのに、全部付いて廻り、
つるちゃんが廊下から、の玄関の方に曲がろうとする前に、
さりげなくのリビングに誘導する。
そして、つるちゃんに、自分の椅子に座りましょうか、と、勧める。

たいていは、つるちゃんは無視して歩き続ける。
疲れて、自分から座ることはない。
うまく座ってもらっても、
次に立つ時、
つるちゃんは、立った瞬間、外に出ようと玄関を目指す。

リビングに誘導するのに失敗して(笑)、つるちゃんが玄関に出たら、
止めずに、外出に付き添う。

ちなみに逆周りで歩くと、
リビングから、真っ直ぐ玄関に突進してしまうことが多い。



こんな感じで、外に出た数が、
4時間で最低5回だった、と言うのだ。



外に出たつるちゃんは、どこまでも歩き続ける。
何かに憑かれたように。
赤い靴を履いて踊り続ける女の子のように。 

かめこには、
すっきりした顔つきで帰ってきた、【初めての徘徊】 とは、
全く別物としか、思えなかった。



 雨の日には、合羽を3枚用意した。
つるちゃんは、濡れた合羽は着てくれないので、
外から帰ってきたら、拭いて玄関に掛けておく。
1枚や2枚では、乾く前に(というより濡れすぎたまま)、
また出ることになってしまうから、3枚。



外に出たら、ヘルパーさんは、
しばらくは、つるちゃんに思い通りに歩いてもらい、
適当なところで、それ以上遠くへ行かないように、さりげなく誘導して、
つるちゃんに角を曲がってもらう。
そして、家を目指して、全てさりげなく、うまく誘導する。
(安全の為に)手を繋ぎ、つるちゃんの好きな、歌を歌いながら。



1キロ近いでしょうか?
と、3人とも、言っていた。

1度1キロ近く歩いたら、
2度目からは、短めに、と、思うのですが、
結局、ごまかせなくって、かなり歩かれてしまいます。



ヘルパーさんの居てくれる時間帯より、その後の1時間の方が、
(1時間当たりの回数は)たくさん外に出てる、って、
わかってもらえる?

       と、かめこが尋ねたら。

夕方は、落ち着きませんものね。そうだと思っていました。       
       3人とも、異口同音の答えだった。

もちろん、他の時間帯も、つるちゃんは外に出続ける。




つるちゃんの自由を尊重する。
徘徊は止めたくない。

だけど、
右膝が腫れすぎて、
(6月5日に整形外科に受診し、改めて、変形性膝関節症と診断される)
将来歩けなくなってしまうようなことに繋がるのが、心配なので、
いくらでも歩いてもらっていい、ということではないです。
不眠だからといって、
疲れたら眠れるだろうと、たくさん歩かせるのも、考え違い。
つるちゃんの場合は、身体がどんなに疲れても、
神経は興奮してしまうようなので、
たくさん歩くことが、安眠に繋がることはないです。



かめこは、
ヘルパー会社にもヘルパーさん達にも、そう伝えていた。
 


続く

参考記事:「初めての徘徊:理解編」 
    http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-364.html
関連記事:「徘徊:再同居に向けての方針と対策」     
    http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-552.html

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【2007/09/13 19:40】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(14) |
徘徊で警察に通報:後編
「徘徊:再同居に向けての方針と対策」(この下の記事) の続きです。
警察に通報した徘徊、全6回のうちの、4回目と5回目について。
家から行方不明になって、警察に通報したのは、全部で3回です。
それ以外の徘徊には、
ご近所さんが直ぐに送り届けてくださった1回と夜間を除き、
全て付き添いました。



2004年4月7日(水)、(認知症の症状が出て、7年弱)。
再び家に戻ったつるちゃんは、
日中夜間共、家の中を歩き回っていた。
外に出ようとするのは止めずに、介護者が付き添って出ていた。
夜間は、当初、導眠剤なしで眠るものの、
自分でトイレに立ち、その後落ち着かずに徘徊。
寝るように言うと、寝るが、朝、5時前にトイレに立ち、その後徘徊。



4月13日(火)AM5時前、
朝のトイレの後、パジャマのまま、玄関から外に出てしまった。

戸締りは、いつもどおり。
つるちゃんは、2種類の鍵を開けて、自分の靴を履いて出て行った。

かめこは、その日も、てっきり家の中を歩き回っていると思い、
つるちゃんがいないことに気づくのが遅れてしまった。


外を探すが、方向も分からず、見つからない。
直ぐに110番通報。
地元警察署に出向き、服装などの特徴を話し、手配してもらう。

かめこは、警察署から2キロ程の道のりを、
つるちゃんを探しながら、歩いて家に戻った。
程なくして、
隣接する市の警察署から、確認の電話が来た。
つるちゃんらしき人を保護してるという。

電話の先で、つるちゃんが大泣きしてる 。mayumi*作

この時、
つるちゃんは、家から地図上直線で2キロの地点まで歩き、手を挙げ、
タクシーを止めて乗り込んでいた。
(つるちゃんは、その頃、車を見ると手を挙げるのがクセだった。
 タクシーに乗ろうとしたわけではないと思う。)
タクシーの運転手さんが、パジャマ姿のつるちゃんを、
そこから一番近い、その隣接警察署に、送り届けてくれたのだった。


ミニーとかめこが、迎えに行った時、
つるちゃんは、
二人の婦警さんに菓子パンをご馳走になり、優しくしてもらって、
もう、泣き止んでいた。
  mayumi*作


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【2007/08/12 22:47】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(6) |
徘徊:再同居に向けての方針と対策
「徘徊で警察に通報:前編」 (この記事の下) の続きです。

2004年(平成16年)4月7日(水)。
つるちゃんが、再び自宅で暮す日が実現した。
かめこの入院手術をきっかけに2年間居た、小さな施設を出て、
再在宅準備期間としての3ヶ月半を、認知症専門病院で過ごした後だった。
症状にかめこが気付いてから、やがて7年になろうしていた。


つるちゃんの認知症の症状は進んでいた。
病院では、
かめこが娘どころか、顔見知りだということさえ、分からなくなっていた。
夜中、歩き回り、
日中は、レクりエーションなどに参加することもあったようだが、
歩き回るか、ソファー座ったまま、うとうとしたりすることが多かった。

けれども、
夜中に歩き回っても、迷惑がられることもなく、
小さい施設でされてたように鍵をかけた部屋に閉じ込められることもなく、
好きにさせてもらえることや、
ストレスの少ない環境にいるおかげだろう、
周りの者が目を覆いたくなるような行為は、姿を消していた。

なお、2004年4月7日の退院時に、かめこに渡された、
記録「看護サマリー」の生活行動障害及び精神症状の欄には、
「徘徊」・「拒薬時々」・「感情失禁」・「暴力行為」が記載されている。
「病棟を歩き回ること」は、専門病院が、「徘徊」と分類するものなのだ。



さて、家に戻ると、つるちゃんは、
かめこが娘だということは、依然、わからない様子だったが、
住み慣れた家だということは、当然のように分かっていて、
ご近所さんの顔もしっかり覚えていた。

また、雨戸を閉める、布団をたたむ、などという、
主婦としての生活習慣は、直ぐに自然に取り戻していた。 



【徘徊についての方針】

つるちゃんが自宅で暮していくに当たり、
かめこは、【どれだけつるちゃんの自由を守れるか】 にこだわった。
だから、「徘徊」 についても、
家を出て行くのを、できるだけ止めないようにしたかった。



【再同居に備えての徘徊対策】

という訳で、
つるちゃんが一人で家を出てしまうことを前提に、対策を考えようとした。

2004年当時、すでに、
認知症のある人に探知機を所持させて、現在地を特定できるシステムは、
実用化されていた。
でも、それを、つるちゃんに常に持たせておく手立てが思い浮かばず、
トイレに捨ててしまう心配の方が勝っていたので、断念した。
他の対策も、ないわけではなさそうだったが、
前ケアマネのアドバイスでも、
病院にいる時と家にいる時とでは、様子が全く違うことも予想される、
ということだったので、

事前の具体的な対応策としては、
ご近所に、つるちゃんが、また家で暮すことをご挨拶した時に、
徘徊するかもしれないことを、知らせるにとどまった。
範囲は、いわゆる向こう3軒両隣と、たまたま道でお会いした人、
その年と前年度の地域自治会会長。
(小さい自治会で、構成世帯数は少ない。
年度の切り替わり時期で、新旧会長共、つるちゃんとかめこの顔見知り。)


その後、色々対応策をとることになるが、
要になったのが、ご近所に目配りしていただけたこと。
この時も、それぞれの方が異口同音に、「気をつけて見てますね。」と、
言ってくださり、実際、言葉以上のことをしてくださった。

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【2007/08/11 21:56】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(0) |
初めての徘徊:理解編
つるちゃんは、午前11過ぎに一人で外へ出て、行方不明になってしまった。
12月半ばだというのに、コートも着ずに。


とうとうその日のうちには見つからず、
翌朝5時頃、警察から電話があった。


ファミレスで、無銭飲食をしたお年寄りがいて、店から110通報があった。
特徴服装などから、
届けが出ている、可愛つるさんではないかと、思うのだが。



母です 痴ほうがあるんです。
悪気があってのことでは、ありません。 どうぞ優しくしてやってください。

電話先に、頼んだ。


つるちゃんが、居たのは、桃のファミレス。
それも、一番近くのそれではなく、
いなくなった場所から、最短距離にして、5キロくらいの場所の
そこに。

早速、徹夜で、車で探し回っている、弟に連絡。


『品☆通りの、2つ目の“桃のファミレス”よ


弟から、無事つるちゃんを見つけた、元気、という報告。

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【2006/12/02 23:36】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(22) |
初めての徘徊:心配編
「初めての徘徊:動転編」 の続きです。
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-361.html



4年前の12月半ばのある日、
午後1時過ぎに、つるちゃんが徘徊したことがわかった。
どうやら、 11時過ぎには、その 病院の外に出て行ったようだ。
直ぐに警察に連絡がいき、警官が二人、事情を聞きに来た。


応接室のような場所で、かめこは、つるちゃんの特徴や服装を説明する。


『こういうのって、昼間は見つからないんですよね。』
『いくらコートを着てない、と言っても、
お年寄りが一人で歩いてるのなんて、昼間なら珍しくもなんともないですから。』

 おまわりさんが、こともなげに言う。


病院から つるちゃんの家の前まで、 パトカーでやっては来たが、
本気で探すわけではなさそうだった。

 パトカーが来たことで、
お隣さんが様子を見に出て来てくれて、とても心配してくれた。
話を聞いてもらって、かめこは、少し落ち着く。 


家族と 弟、
そして、
その頃、つるちゃんが入っていた、小さな施設には、すでに連絡済。



良く晴れた、暖かい日だった。
それでも、 3時を回ると日が翳り、急に寒くなる。
だけど、つるちゃんは、カーディガン姿。コートを着ていない。


4時頃には、 娘達が帰ってきた。


『お母さんは、家でおばあちゃんを待ってて。』
そう言って、夕食の材料を買いに行ってくれた。
 弟も仕事に区切りをつけ、車で探し回ってくれている。



でも、一体どこをどうやって探せばいいの?


外は、寒さを増し、どんどん日が暮れる。


つるちゃんは、どこかにうずくまっているのではないか。
お昼も食べずに、さぞ、お腹がすいていに違いない。

迷子になって、泣いているかもしれない。
さぞ、疲れ果てていることだろう。

かめこは、いてもたってもいられない気持ちになった。


だけど、考えた。
今の自分に、一体何が出来るだろう。

暖かい夕食を用意すること。
つるちゃんは、お腹をすかせて帰ってくる。

そして、見つかったら、
とにかく、つるちゃんを優しく迎えよう。
落ち着いて、笑顔で、何も聞かないで。
【続きの表示】
【2006/12/01 23:58】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(14) |
初めての徘徊:動転編
今回のショートステイの間には、
つるちゃんが前にしていた徘徊について、お話したいと思います。


mayumi*作


2002年冬。
つるちゃんが、小さい施設にいる間の出来事だ。

その日、かめこは、身体的な面で、1度、つるちゃんをきちんと検査しておこうと、
朝から、自宅近くの総合病院へ連れて行った。 


『母は、痴ほうがあるのと、左耳が聞こえませんので、気をつけてあげてください。』
つるちゃんを看護師さんにお願いして、
かめこは、検査室の集まっている廊下が見渡せる、ソファーに腰掛けた。
そのソファーからは、病院の玄関への通路も見通せる。

時計は、もう
10時半くらいか。。。
まぁ、午前中には終わるだろう。
小さい施設のお昼ごはんは、いつも1時近いから、
会計で待たされても、余裕で帰れるな。

そう思っていたのに、
12時を過ぎても、検査が終わらない。

12時20分もうタイムリミット。
施設に電話して、お昼ご飯に遅れるから、取っておいて、と電話した。
病院の玄関への通路にある公衆電話からは、検査室の一角が見えない。
検査室からつるちゃんが戻ってくるのが、わからないじゃん。
話してる間に、つるちゃんが戻ってきたら、迷子になっちゃう。
ドキドキした。
だいたい、つるちゃんは、ここに かめこと二人で来たことは、覚えていないだろう。
戻ってきた時、かめこがいなくても、探したりはしてくれないはず。

電話を終えて、
急いでソファーに戻り、また、検査室の方向を見つめる。



1時。
いくらなんでも遅い。
やっぱり、さっき電話してた時に、戻ってきたのか。
だから、ソファーを離れたくなかったんだ。

一番手前の検査室の窓口に、声をかけた。


『可愛ですが、母はまだでしょうか?』
中から、人が出てきて、別の部屋に聞きに行ってくれた。
そこから、看護師さんが来てくれて、言った。


『可愛さんでしたら、もうとっくに全部終わって、お戻りになりましたよ。』
『そちらへ、いらしたでしょう?』


しまった、やっぱり、電話してた時、入れ違いだったんだ。



かめこは、その時まだ、知らなかった。
まったく想像もしてなかった。


つるちゃんは、実は、
かめこのいた、検査室の入り口付近には、戻って無かった。

11時くらいには全部の検査を終えて、
病院の裏口から、外へ出て行ってしまっていた。 




病院の職員さん達が、トイレや、空いてる部屋や、
それから、他の階も、
病院中をくまなく探してくれた。
どこにもいない。
検査室の外れに、病院の職員用の裏口があった。
つるちゃんは、そこから、出て行った、ということになった。



それって、「徘徊」 っていうこと 


だから、私が、母には痴ほうがあるから、気をつけて、って、言ったじゃない。
どうして、ちゃんと見ていてくれなかったの。
検査が終わった時、
私のところに、どうして、母を連れてきてくれなかったんですか?



つるちゃんが検査を終えた時に、付き添ってくれていた、看護師さんを、
かめこは、責め立てた。

自分だって、つるちゃんが徘徊するかもなんて、
これっぽっちも、予想してなかったのに。

その若くてかわいい看護師さんは、

『すみません。』 を繰り返し、泣き出だしてしまった。



12月半ばの良く晴れた日だった。
つるちゃんの暖かいハーフコートは、かめこの手元にあった。
そして、
つるちゃんは、どこかへ行ったきり、
その日のうちには、とうとう見つからなかった。




続きは、「初めての徘徊:心配編」
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-363.html

なお、かめこの考える、つるちゃんの場合の「徘徊の原因」 は、
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-225.htmlに書きました。

[テーマ:認知症を介護する家族の悩み | ジャンル:福祉・ボランティア]

【2006/11/28 19:13】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(22) |
「徘徊」の原因
そもそも、 「徘徊」 というものを、
つるちゃんが、するようになったきっかけは、
 
「かめこの無知によるもの」 だと、
今、かめこは、思っている。


つるちゃんが、小さい施設に居た頃、
右ひざがすごく腫れたことがあって、
外科に行って、水を抜いてもらった。

水を抜くと、クセになるんだってね。
週に2回、行く度に、たくさんの水が抜けた。

医師が、
 「歩かないように。」 と、指示を出し、
かめこは、その小さな施設に、その指示を伝えた。

小さい施設って、個人の住宅。
この中から、つるちゃんは、散歩などでは、出られなくなってしまった。


『散歩に出られないので、ご機嫌が悪くなるんです。』
施設の人は、言っていた。

秋晴れの、気持ちのいい日、
つるちゃんに会いに行った時、ちょうど散歩の時間になった。 

つるちゃんが、悲しそうに、かめこに話した。

『私は、行っちゃいけないんだって。』


でも、歩けば、このパンパンの膝は、治らない。


膝の治療を始めて、
つまり、
医師に、「歩かないように」 との、指示を受けてから、
2ヵ月半目、

つるちゃんは、突然
「徘徊」 をするようになったんだ。


外科の医師にしてみれば、
「施設に居る」 と、聞いても、
日常に必要な程度は、「歩いている」 という、イメージだったのだろう。
きっと、厳しく言わないと、
つい、歩き過ぎる人が、多いのだろう。


その指示を、ただ鵜呑みにした、かめこが、バカだった。


徘徊だけでなく、その後の、いろいろな精神的症状の悪化にも、
その時、つるちゃんから、外を歩く機会を奪ったことが、
大きく影響しているように思えて、ならない。



つるちゃん、ごめんなさい。

だから、何があっても、

もう、かめこは、

つるちゃんから、自由を奪いません。

つるちゃんの、自由を保証してくれる場所を、

必ず、探します。
                          
                                 モモさん、おめでとう!

さて、先ほど、このブログのカウンターが、50000を超えました。
たくさんの皆様に、読んでいただけて、とても幸せに思います。

50000の切り番を踏んでくださった、

モモさん、
(*^ー^)/゚・:*:・。おめでとう。・:*:・゚\(^ー^*)ございます。

そして、どうもありがとう

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【2006/07/30 15:40】 | 徘徊:様子と対応 | トラックバック(0) | コメント(20) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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