つるちゃんとかめこ
重い認知症になったつるちゃんは、娘のかめこを「お母さん」と呼びます。 かめこの愛と工夫に満ちたケアが、きょうも、つるちゃんの心に届きます。
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家族関係理解してます
11月最後の日曜日、毎月恒例のお寺参りに行った。
つるちゃん・オットさま・かめこ・長女ミニー・
島から里帰り中の次女デイジー・その愛娘ピーチ・の総勢6名。



お寺の紅葉


折りしも、25年ぶりとかの仏像の御開帳の期間中で、境内は大賑わい。
私たちは列には並ばず、横から参拝させてもらった。

そして、つるちゃんとかめこが 以前ずっと通っていた蕎麦屋さんに入る。
「たまには寄りたいね」と
つるちゃんには家でお昼を食べてもらっていたのだ。

持参したトロミ茶を2,3口飲むと、
つるちゃんは居眠りを始めた。
みんながお蕎麦を食べ終わった頃に目を覚ましたので、
蕎麦湯にトロミをつけて飲んでもらう。

つるちゃんだけ お蕎麦を食べられないことを、
かめこは申しわけないなぁと思っていたけど、
つるちゃんが、とても自然だったので安心した。
せめて蕎麦湯だけでも飲んでもらえて良かったと思えた。



ピーチ9ヶ月

ピーチちゃんが食べさせてもらっているのは、けんちん蕎麦の具。
つぶしもせずに食べられる。




お寺まで、
行きは、2台のタクシーに分乗し、
帰りは、ミニーを迎えに来た ミッキー君の車とタクシーに分乗。
つるちゃんは、この時はまだ、ミッキー君が来たことに気づかない。


家に着いて、
つるちゃんをトイレに連れて行き、リビングに戻る途中で玄関を通る。
玄関のたたきにミッキー君が立っていた。

つるちゃんが、ミッキー君に気づき、顔を向けて、


「おひさしぶりです」   


今、「お久しぶりです」って言ったよ!
デイジーが声を上げる。
その場にいたミニーも驚いた顔をして、
ミッキー君が、照れたような顔で つるちゃんに会釈した。



サシスセソが「シャシシュシェショ」になるし、もにゃもにゃ言う 
つるちゃんの言葉は、
誰でも聴きとれるものではないと思うけど、
ここに居るのは、みんな家族だもの、
ちゃんと聴きとれるよね。





ミッキー君とミニーが結婚式を挙げたのは、
昨年2008年1月。
つるちゃんも招待状をもらって参列した。

その直前まで、
つるちゃんは、ミニーが孫だということを忘れてしまっていたようだった。

2004年4月から2005年3月までの1年間、
かめこと一緒にお世話してくれたのに、
その頃もその後も、孫だということには気づけないまま。表面的には。


だけどミニーは、いつもいつも つるちゃんに声をかけ続けてきた。

そして ついに、
ミニーの心のこもった招待状は、つるちゃんの記憶の扉を開けたのだ。
あの結婚式で、
つるちゃんは、
孫が結婚するのだと分かってくれていたようだった。




おひしゃしぶりでしゅ  (語尾小さい) は、

そんな ミニーの思いやりと努力、ミッキー君の理解が 
実を結んだ言葉だと かめこは思う。




祖母として、
孫の大事な婿に、
ちゃんと挨拶しとかなくちゃ。



つるちゃんの言い方や仕草には、
そんな響きがあった。



感激したなぁ。

今や つるちゃんは 立派な おばあちゃんだ。





つるちゃんの二人目の孫、デイジーのことはといえば・・・・。


食事の時、
つるちゃんの席の正面に ピーチちゃんが座っていた。
もちろん 隣にはデイジーが居て お世話している。

つるちゃんは、いつも
ピーチちゃんを見ては、隣のデイジーちゃんに目を移し、
交互に何度も二人を見る。
どちらか一人だけを見ることはない。


(この赤ちゃんは、この娘の子どもなんだなぁ)

確認しているみたい。


そんな時には、
かめこが まとめて説明する。


かめこが娘でしょ、デイジーちゃんが孫でしょ、ピーチちゃんが ひ孫よ。

つるちゃんが、しっかり頷く。



つるちゃんは、自分と家族との関係を、

ちゃんと分かっている。



かつては、
かめこが娘だということさえ、忘れてしまったように見えたのに。





追伸:
デイジーとピーチは、12月1日の船で小笠原に帰ります。
前日は近くのホテルに泊まるので、午後には家を出ました。


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動画部分は、ニャホニャホさんが加工してくだいました。
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【2009/12/01 00:59】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(6) |
孫、トイレ3回成功させる!
伯父の一周忌の法要は、和やかでとても良いご法事だった。
お料理もとても美味しくて、
日帰りながら、夫婦で夏の旅行ができた気分。



帰宅すると、
つるちゃんは、ひまわりさんに夕食を食べさせてもらっている最中。
かめこは、テーブルの上の “きょうの連絡用紙” に目を通す。



  びっくり!
え? ミニーったら、トイレを3回も成功させたってことぉ




以下、15時~18時担当のミニーの記録を引用します。

15:00 トイレで上手にたくさん尿が出ました。
おやつ→ファ○マのミニ杏仁どうふ 「おいしくない」と、うなずきながら完食。

(補足: おやつはミニーが買ってきてくれた)
麦茶100.紅茶100。
16:30 トイレに行き、ズボンを下ろす時にちょうど出たようで尿たくさん出ました。
昼寝。後 麦茶100。
18:00 トイレで上手にできました! スゴイ!! 

(紅茶はホット。麦茶は、その朝沸かした常温。本人が飲まなければ冷やす)

直ぐに、ミニーに電話。

 「3回も、トイレで お○っこさせてくれたのね? どうもありがとう」

 「私じゃないよ。つるさんがしたのよ」

 「それでも3回共、というのは誘導もすごいわ」 


正確に言うと、
15時と18時には、トイレで大成功して、
16時半の分は、パッドに出て、ズボンをちょっと濡らしたようだ。
それでも、トイレに入って準備を始めてからのことには違いない。




この夏、
つるちゃんは、トイレで結構成功している。
それでも、トイレ誘導3回にして、3回共成功させるなんて!
お世話に来たミニーも、さぞ嬉しかったと思うよ。
つるちゃんも、孫にいいトコ見せられて、良かったね。

それにしても、
つるちゃん、随分トイレで出来るようになったんだねぇ。





今年うまく行くようになった理由を考えてみた。私見です。


以前は、
水分は必要量摂れているはずなのに、昼間の尿量が少なかった。

出たい感覚を持ちにくく、トイレで反応できなかったのではないか。  
 摂った水分は、
    ・尿が夜にばかり回ってしまっていた
    ・昼夜とも、異常な量の汗のかき方をしていた
      
      どちらも、自律神経がうまく作用してないからだろうと、
      薬を使うかどうか、
      内科かかりつけ医から精神科主治医に相談が行き、
      薬は使わないことになった経過あり。

      自律神経がうまく働かなかったことも、認知症によるものだと思う。


この夏は、
水分量に応じて、昼間も尿量がしっかりある。 (昨年夏から良好傾向)

たくさん出たい感覚が、トイレでの反応の良さに繋がったのではないか。      
      昼間出るのは、自律神経がうまく働くようになったのだと思う。

(きょうは各担当者が水分補給に力を入れたので、 いつもより摂取が多い。
多ければ良いというものでもないが、トイレでの感覚をつかむのには幸いした。)



 以前は、
どんなに長時間出てなくて、座れば出るハズのタイミングでも、
トイレに座ると緊張して力を入れてしまい、出せなくなってしまうように見えた。

トイレで力が抜けるようになった。

トイレに限らず、とにかく力が入ることがつるちゃんの特徴だった。
歯を食いしばるほどの“歯ぎしり”が例。

力が抜けるようになったのは、
A そういう認知症の周辺症状が落ち着いたことが大きい。
 そして、訪問リハビリの効果が大きいと思う。

    ★具体的には、関節可動域訓練(ストレッチ)による 筋の拘縮の改善が、
      力を抜く感覚を持つことに繋がったのではないか。

(今も、手すりをつかんだ手を放せないなど、力が抜けない特徴が残る)


 以前も今も変わらず、
A つるちゃんが、トイレで用が足したいと思っているに違いないこと。
トイレで用を足すことを、かめこたちが あきらめないということ。
       
       プレッシャーはかけないけど、
       成功したら、とても喜んでいる。


きょうはミニーが喜んでくれて、
つるちゃんも、ますます嬉しかったと思うよ。



なお、
トイレで用が足せようと足せまいと、関係なく、
夏はリハビリパンツでは暑いから、
家では ほとんど綿のパンツにパッドにしています。
パンツもズボンも替えをたくさん用意してあります。




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【2009/08/02 23:59】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(6) |
脱食事全介助
6月28日日曜日。
【6月のお寺参り】から帰り、お昼ご飯になった。


食事は、基本「全介助」。
介助者が食べさせていて、
つるちゃんは、手は使わずに口を開けて食べるだけ。
それでも、
たとえ1口2口でも、つるちゃんが自分でスプーンを持って、
自分で口に運んで食べてもらうように、努めてきた。



そしたら、
きょうのお昼は、
お粥を全部自分で食べられた。



かめこは嬉しくてたまらない。
この食べっぷりを、写真に撮らなくちゃ!




3枚は、上から順番なわけではありません。
お粥をすくう


口に運ぶ


口に入れる



つるちゃんが、
食事をすべて介助者に食べさせてもらうようになったのは、
2008年10月20日頃のことだ。

3口しか食べられなかったり、2時間かけてしまったり、
とにかく食べられなくなって、
そうなった。

おかずは、それまでもミキサーにかけてたけど、
もっともっと緩くした。 

そして、必要な栄養確保のために、
栄養補助食品のエンシュアリキッドを飲み出した。
おやつも、同じく栄養補助のゼリー中心に。




今も、エンシュアリキッドは続けている。ゼリーも常備。
だけど、
かめこが考えている分は、しっかり食べられる事が多くなった。

食べ物の形状は、
食事ごと器ごとに、つるちゃんの食べる様子を見ながら硬くしていき、
今、家では、ご飯はいつも全粥。
おかずだって、ミキサーにはかけるけど、以前と比べるとかなり硬い。


自分で食べられるのは、
お粥が一番上手。
スプーンですくうのが、他の物より楽みたい。

すくうのも大変で、
いろいろ手をつけてもらのは疲れるだろうから、(というか、出来ない)
「お粥だけは全部自分食べること」

を、目標にやってきた。  




そして、
ついに本日、
6月のお寺参りから帰って、


つるちゃん、お粥を全部自分で食べました。




なお、4月17日記事のコメントで、
「つるちゃんに合うスプーンが見つかるといですね」 
と、言っていただきました。
ありがとうございました。
おかげ様で、見つかりました。


お粥を上手くすくえるようになったのは、
このスプーンを買ってからなんです。
柄に厚みがあって、持ちやすいみたい。


でも、つるちゃんの食べ方見てると、
L字型の“持ちやすく作られたスプーン”の方が、
食べやすいのかなぁ?
なんか人工的で好きじゃなくて、買わなかったけど、
普通のスプーンだと、
口に入れる時の角度が、不自然でやりにくそうなんです。
 (写真参照)
試してみる価値あるかしら? 



お賽銭が・・・

きょうは、お賽銭用に渡そうとした5円玉を、
つるちゃんが指で挟めなくて、
賽銭箱の溝に落としてしまいました。
オットさまが鍵で取ってくれて、リベンジお賽銭は大成功!
つるちゃんとオットさまの頑張りを、仏さまが見てくれてたかな?



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参考記事:
2008年10月20日記事 「食べられないことと・・」
             食べられなくなった経過を書いています。
2009年4月17日記事 「デイの昼を見学」
             食べ物の形状やスプーンの大きさについても書いています。


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【2009/06/28 18:17】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(8) |
認知症専門医.が絶賛!
14日、和やか病院(仮)に、つるちゃんを迎えに行った時、
院長のDr.お茶の水博士に、つるちゃんの写真を見せた。


すると、
3枚中、2枚目を目にして、Dr.の表情が変わる。


「これはすごい!」 


3枚を見直して、
また2枚目に、


「これはほんとにすごいね!」 
「いったい、いつの写真かと思いますよ。」





きっと、喜んでくださると思って、見せた写真。


だけど、これほどのリアクションは予想してなくて、
かめこは嬉しくって、調子に乗って、
 「すごいでしょ?」 と、タメ口で自慢。




日本の認知症医療の世界で、第一人者のドクターをも
うならせたのは、



普通
 2007年10月21日

数多くの患者さんたちを見てきたDr.が見ても、
この写真のつるちゃんの、表情や姿勢や食べ方は、
とても認知症暦10年の人とは、信じられないほどなのだろう。



(入院中)ご飯を手づかみされるものですから、
おむすびにしてみたんですけど、
そうなれば、今度はお箸で食べてしまわれて。。。

(その方が、
 こんなにしっかり召し上がるなんて、信じられないほどです。)



こうは、家でも出来ないんです。


そうなんですね。
蕎麦屋に入ると、シャキッとされるんですね。





Dr.の 「すごい!」 は、なおも続く。



Dr.には、そこまで説明しなかったけど、
お寺の蕎麦屋に行きさえすれば、ずっとこんな風に食べられてた、
と言うわけじゃない。

また、こんな風に食べられる日が来るなんて、
ブログをはじめた1年10ヶ月前には、想像もしなかったんだよ。 




参考記事:  「寺参り」 2006年2月5日
       お蕎麦は食べられない、と書いている。
       「5月、寺で蕎麦」2006年5月27日 
       久しぶりに、蕎麦屋で食べられた。 


[テーマ:認知症の介護 | ジャンル:福祉・ボランティア]

【2007/11/17 00:00】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(13) |
足が上がるようになった
雨の日曜日、
お蕎麦屋さんまでタクシーを呼び、かめこ達が家に帰ると、
わずか5分くらいで、ミニーがやってきた。
その日は、ミニーが、つるちゃんのお世話を手伝いに来る日だった。


ミニーは、他にも遊びに来るけど、
月に1回のこの日は、
つるちゃんの様子をしっかり見ようと意識してるみたい。
色々気づいたことを、話してくれる。


この日曜日にも、言ってた。

顔色が良い。
顔つきがしっかりしている。
調子いいんだね。


それから、
トイレの手すりにつかまってもらって、
ミニーが、つるちゃんのパンツやズボンを取り替える場面があって、
その時、ミニーが驚いていた。


つるちゃん、随分足が上がるようになったんだね。 って。



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【2007/10/04 00:57】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(10) |
用を足す感覚が
きのうは、月に1度の、
ミニーが、つるちゃんのお世話をしに来る日だった。

しばらくぶりだと、変化がはっきりわかるみたい。
ミニーが、きのうは、たくさん驚いてた。


つるちゃんのこと、
いろんなことが、ますますはっきり分かるようになったんだね、って、
言ってくれた。


名前を呼ぶと、
返事の反応が、前より早い、
 って。

易しい言葉には反応して、
難しい言い回しには反応しなかったのが、
難しい言い回しを聞くと、
分からなくて困った、という顔をする、
って。


 そうでしょう?
トイレで用も足せるようになったのよ

(以後、用を足す=お☆っこが出る)

 それは前にも聞いたけど、続いているのね?



実は、
去年の初夏頃から、今年の5月になるまで、
つるちゃんは、トイレでは、全く用が足せなくなっていた。
結構長い時間出てない時にでさえ、
トイレに座ってもらっても、出ない。
トイレにしばらく座ってもらっても(それが難しいんだけど)、出ない。
たまたまタイミングが合う、なんてことも無い。


この5月までの1年間くらいの間に、
トイレで用を足せたのは、数えるほど。 


認知症が進んで、
排尿の感覚が鈍くなったのだ
。 

(先日の、和やか病院(仮)市民講座では、
トイレで用を足せないことを指すわけではなさそうだが、
認知症が進むと、「尿意の微弱化、喪失」がおこる。と、説明された。)


(ただ、つるちゃんの場合は、
シャワーのお湯をお腹に当てると、
それが刺激になって、出ることもあったので、
いつもパットにしていたわけでは無い。)




それが、今年5月12日。
つるちゃんの夫の7回忌の法事から帰って、
トイレに座ってもらったら、  出た。


すごく久しぶりで、驚いた。
後日、訪問看護師さんに報告したら、


つるさん、お出かけちゃんと出来たんですね。
と、とても誉めてくださった。


その日を境に、毎日ではないけど、
トイレに座って出るということが、あるようになった。



それが、先週は、一日に1回だけど、出る日の方が多くなって、
金曜日には、一日に3回もトイレで用が足せて、
土曜日には、落ち着かない感じで、かめこに訴えに来たので、

トイレ?
って聞いたら、
つるちゃんが、
 うん、って言って、

それでトイレに行って座ってもらったら、  出た。

8日(日)
1回トイレで用が足せた。 



お☆っこが、適度の間隔で普通に出ることも、
トイレで出来るようになった、ひとつの理由だろう。
去年の今頃は、昼間出にくくて、デイのスタッフを心配させた。
それが、今年は、今のところ、しっかり出てる。

それと共に、かめこは、
つるちゃんに、
トイレで座って用を足す【感覚】 が、戻ってきたように感じている

失っていた尿意を、わずかではあるが、取り戻したように感じているのだ。



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【2007/07/09 07:38】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(24) |
『お母さん』と呼ぶようにしてます。
てるてるちゃんの鯉のぼり   
  きのうの朝から、つるちゃんのことを 「お母さん」と呼んでる。
  ちょっとなら、何回かあるけど、
  普通には、呼びなれてないから、かなり照れるけど。
   



3年1ヶ月前に、また家で暮すようになってから、
(すごく大変な時期だったけど、)

かめこは、つるちゃんが自分の娘と同じに とてもいとしくて、


      『つるちゃん』(仮)
と、呼びたくなった。
というか、自然に呼んじゃってた。


(先にそう呼び始めたのは、
実は、一緒につるちゃんを見てくれていたミニーなんだけど。)


かめこは、ホントは、いつでも  「つるちゃん」 と呼びたかった。
だけど、大人の人だから、子ども扱いは良くないだろう、と考えて、
あえて、

      「つるさん」 (仮) と呼んでた。

だから、意識しないと、
 「つるちゃん」 に、なっちゃってた。
つるちゃんは、ホントに可愛いんだもの。 



                                            

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【2007/05/04 14:57】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(22) |
孫と散歩
18日(日曜日)午後。
かめこの長女のミニーが、月に一回のヘルパー役 をしに、やって来た。
(ちなみに、ミニーは、ホームヘルパー2級の資格を持ってる。)



まずは、鶯の話。
きょうは、お昼まで雨が降ってたんだけど、雨の中も来てたんだよ。


 『そんなこと(鶯が来たなんてこと)で、なんで驚くの?』
    『毎年、来てるじゃない。』 




ちょうど雨も止んで、
ミニーは、つるちゃんを車椅子での散歩に連れ出してくれた。

注:歩行練習に、車椅子を利用するのは、危険です。
  お詫びして訂正します。参考になさらないでください。

車椅子を使っての歩行練習は、
押してるつるちゃんは、ラクそうだったけど、
ミニーが言うには、
つるちゃんの脇を支えて、もう片方の手で、車椅子の取っ手を掴むと、
腰を曲げるから、自分は腰が痛くなったって。



二人が出かけて、しばらく経って、
ミニーが、えいと・いれぶ☆から、携帯で電話をかけてきた。。


つるちゃんのおやつには、どっちがいいか?
つるちゃんが自分で選んだのは、生クリーム大福なんだけど、
中身は、小倉がいいのか、チョコがいいのか。
見かけが同じなので、つるちゃんには見分けがつかないよね。って。


『つるちゃんは、小倉が好きなの。』
『ついでに、お母さんにも買ってきてね。』

小倉のつもりで、間違えてチョコを選ぶとかわいそうだから、電話くれて正解ね。




つるちゃんたちが、散歩から帰ってきた時、
庭の梅の木に、
鶯が2羽、ちょうど遊びに来てた。

きょうは、うちの梅とご近所の梅の木を、行ったり来たりしてる。

かめこは、道路から、梅の木をデジカメで覗いていた。
ミニーも木を見上げる。

そこへ、つるちゃんが、
 『どうしたの?』 って、聞いてきた。

『うぐいすが、来てるのよ。』

そしたら、つるちゃんが、自分も梅の木を見上げるようなしぐさをしてから、
かめこを見て、優しい顔をしてくれた。
まるで、お母さんが、子どもと孫を見つめるような。。。

それにしても、
つるちゃんが、「どうしたの?」なんて言うの、多分、初めて。
話に加わってきたんだね。




2羽の鶯は、
つるちゃんとかめこの家に、
春の知らせと、つるちゃんの「どうしたの?」と「優しい顔」 を運んできてくれたんだよ。

                                     mayumi:

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mayumi*作可愛つる(つるちゃん) かめこ オットさま 長女ミニー 次女ディジー
      亡くなったかめこ父 かめこ弟
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         訪問歯科の先生  
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【2007/02/18 23:59】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(14) |
急に言葉が増えた
きょうは、つるちゃんが、
今週になって、言葉が増えて、頭がしっかりしてきたことを、ご報告します。 


まずは、17日の日曜日、

3週間ぶりに、つるちゃんのお世話に来た ミニーが、
『つるちゃん、頭がはっきりしたね。』
『受け答えが、しっかりしてる。』
 と言った。

『え そうぉ
『お母さんは、
意思の疎通は前よりできるけど、言葉は少なくなってきたと思ってたけど。』


『そんなことない。』
『だって、つるちゃんに、おしり洗いましょうか?って聞いたら、
「お願いします。」って言ったもん。』


そういうのは、ないわけではなかった。
でも、ミニーに言うのは、初めてってことね?


それから、ミニーは、
えいといれぶ☆で、おやつを買う時、

『これでいいですか』 って、つるちゃんに聞いたら、
『これでいいです。』 と、はっきり言った、って、喜んでた。


認知症の初期の頃には、
相手の言っている意味がわからなくても、オウム返しに答えたり、
ただ、ハイとか、普通に答えることがあるんだけど。
(その例は、いくらでも話せます。)
そういう、見かけだけ成り立つ会話とは違って、
ちゃんと、意思を伝えてくれた、ってコト。


ミニーもかめこも、
そこのところの違いについては、はっきりわかるって、自信がある。
つるちゃんは、ミニーに、自分の意思を伝えたんだ。


このことも、ミニーには、初めての経験だった。



以上、
月に1回しか、近くで接することのないミニーと意思の疎通がしっかりとれる、
ということは、
かめこととれるより、ずっとずっと難しいことなので、ご報告しました。
【続きの表示】

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【2006/12/20 12:51】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(26) |
わかり合ってる
mayumi*今朝、ベッドからつるちゃんが、『早く早く。』 って言ったので、
(言い出してから、20分近く経っちゃってるんだけど)
 
『おしり、気持ち悪いのね?』 と聞いたら、

『それもあるけど。』 って、言った。


それもあるけど

ぐるぐる  ビックリだよねぇ。




この頃一段と、
言える単語は少なくなったように感じるし、
文章は、もごもごして、夏頃までと比べて、もっと聞き取りにくくなったと思うけど、

かめこは、意思の疎通を図りやすくなったと感じている。
何より、話を聞いている時の、つるちゃんの目つきが違う。
真っ直ぐ、わかってる、って顔をしてる。
返事をする時、ちゃんと考えているように見える。


つるちゃんは、かめこの話は、前からわかってくれてたけど、
この頃、というよりごく最近は、わかってる、という顔を、前よりしてくれるんだ。
だから、
わかってもらってる、っていう、実感が、今、かめこにはある。

つるちゃんに、認知症らしき症状が出てから、一番、
それどころか、その前と比べても。




きょう、朝ご飯が終わって、聞いてみた。
『ねぇ、つるちゃん、かめこ、つるちゃんのこと、わかってる?』

つるちゃんは、はっきり頷く。
『でも、つるちゃんがなんて言ってるか、わかってないよ。』

つるちゃんは、かめこの目を真っ直ぐ見たまま、首を振った。



言葉は、聞き取れないんだけど、
前より、わかるようになったって、自分では、思ってる。

それは、かめこの身勝手な思いではなくて、
つるちゃんも、
かめこが、わかってくれてる、 って、感じてくれてるんだね?




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【2006/12/12 19:09】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(18) |
不眠は過去形
きのうの5時半頃、ベッドから、つるちゃんの声がした。

『早く、起こしてください。』     

落ち着いた、穏やかな声だった。 
言葉で、きちんと言うなんて。 すごく驚いた。


いつも、直ぐに起きたい時は、
たいてい、

『おとうさ~ん。』 『おとうさ~ん。』 って、泣くのに。



おとといの夜は、もっと驚いた。

かめこが 11時過ぎにベッドを覗いてみたら、
つるちゃんは、起き上がろうしてた。


それで、かめこが、
 『起きないで、寝ててください。』 って、言ったら、 

『はい。』  
と答えて、また寝て、目をつぶった。


えっ?ほんとに寝られるわけぇ

まるで普通で、ものすごく驚いた。





どちらも、
なんて落ち着いてるの

つるちゃんじゃ、ないみたい。




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【2006/11/08 23:32】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(12) |
待てるようになった
このところ、つるちゃんは4時起きだ。
その頃に、おしっ☆が出るみたい。 

かめこが気がついた時には、もう、自分で、サッサとベッドから出て、歩き出してる。
でも、オムツの中のパットを取り替えてもらった後は、歩き回ったりとかはしないで、
ベッドの側の お気に入りのソファーに座っていてくれる。


そして、自分も うとうとしながら、
また布団にもぐりこんだ、かめこが起きるまで、待っていてくれる。


今朝なんか、途中で、何回か立って歩いてたけど、
直ぐに、ソファーに戻ってくれてた。 



先週も、皮膚科に行った時、待合室で50分も待てた。


こんな風に、

この頃のつるちゃんは、急に、 「待つ」  ってことが出来るようになった。


以前とは、全然違う。




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【2006/09/11 20:52】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(20) |
セカチュウに涙する
午前中に、テレビ番組「世界の中心で、愛をさけぶ」 通称「セカチュウ」の再放送を観た。
といっても、最後の15分位、テレビをつけていた。という意味で、
かめこは動きまわっていたから、しっかり観たわけではないが。



かめこは、セカチュウとか、イマアイとか、こういうの、結構好きで、
映画の方は観て、どちらも涙した。
かめこは、映画を観ると、我ながら、よく泣く。
娘達に、『あそこは、泣くとこではないよ。お母さん、泣き過ぎ。』
と、言われるほどだ。
だが、テレビドラマでは、それほど泣かないし、
ましてや、つるちゃんが、起きている時間帯は、特に、
集中して観るわけではないので、なかなか泣けない。


それが、きょうは、二つの場面で、泣いた。

でも、実のところ、
テレビを観て泣いたのは、つるちゃんで、
どちらも、かめこは、つるちゃんの涙を見て、もらい泣きしただけ。
という方が、正解かもしれないが。



つるちゃんが泣いたのは、
まず、ヒロインの友達の少女と少年の別れの場面。
少年の乗った列車が、駅を発ち、少女が泣きながら追いかける。
という、シーン。
それから、恋人を亡くして17年後の主人公が、
亡くした痛みを、今なお重く抱えていることを、告白するシーンで。

ドラマの盛り上がりと共に、登場人物の、感情の高まりと共に、
それに、同調するかのように、つるちゃんは、泣き出した。


1度目は、目に涙を一杯溜めて、大粒の涙をこぼした。
2度目の時は、涙だけでなく、鼻水まで出していた。

どちらの時も、声はなく、
まるで少女のように真っ直ぐな瞳で、
目を三角にして、本当に辛そうに、かめこに訴えかけるように泣く。


それはそれは、きれいな涙だった。




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【2006/09/01 23:59】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(30) |
嬉しい寝相
きのうの朝は、ぶったまげた

つるちゃんったら、ベッドと向こう側の窓の隙間に、頭を突っ込んだまま、
身動きとれずに、泣いてたんだ。

『おかあしゃ~ん。』 『おかあしゃ~ん。』 って。

ちょっと、大げさだったかなぁ。
“はまっちゃった” というほどではなく、
まぁ、危ない。ってコトは、なかったんだけど、
そこまで、動いたことに、びっくりした。


向こうを向いて、丸まってるから、 「つるちゃんの背中が、見える

これまでだったら、あり得ないことだ。


今朝も、頭は、突っ込んでなかったけど、ベットの向こう側の淵で、
背中を向けて、丸まってた。

(背骨が出てるので、よけい、丸まって見える。)



少し前までの、つるちゃんの寝相は、   「微動だにしない」

実際には、動いてないはず無いんだろうけど。
少なくとも、かめこの目には、
寝返りってものを、してるようには、とうてい見えなかった。


いつも、ベッドの柵に、目いっぱい近づいて、こちら側を向いて丸まって寝る。
そして、眠る時、かめこの頭をなでてくれる。


それが、朝、目が覚めた時も、全く同じ姿勢で、いたんだ。
                                少し前までは。

眠ってる時でさえ、体中に力が入ってたみたいで、
                                とても、かわいそうだった。


                                  明るい窓辺に


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【2006/07/03 11:48】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(16) |
今、歳いくつ?
おととい、つるちゃんが、「田舎」を思い出した時、かめこは、とても驚いた。
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-77.html

なぜかと言うと、
認知症が重くなってから、
つるちゃんが、過去の話をする時は、
「思い出してる」 とかじゃなくて、
すっかり、「その過去の人になってしまっていた」 からだ。

かめこが、つるちゃんを、「タイムトラベラー」と名づけた、所以である。
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-date-20060216.html
アレは、つい、40日前頃の記事だった。。。



でも、おとといのつるちゃんは、
もう、かめこの言うトコロの 「タイムトラベラー」 では、
なくなっていた。
以前は、【その「実家」で、今、暮らしている。】 
というような、感覚だったのに。。。


つるちゃんについて、かめこが正常だと感じるのは、
そういう、「時間の感覚」 だけではない。

「汽車に乗って行く所だ。」 という、「距離の感覚」 も、
健康な人と変わりなく見える。
だいたい、「田舎」 という、表現からして、
バッチリ、距離感がある。
以前は、【頭の中の「実家」 まで、歩いて行けると思ってる。】 
みたいだった。。。



それなら、もしや、今何歳ぐらいか、分かるのでは?

それで、実は、きのう、つるちゃんに、尋ねてみたんだ。

『つるちゃん、今、何歳くらいか、わかる?』        
        つるちゃん、「うん。」 という風に、うなずく。
        でも、答えは、出てこない。
それで、かめこは、
 
『申し訳ないんだけど、結構な歳なんだよ。』
『70歳を過ぎてるんだけど。。。分かる?』
 と聞いてみた。
結局、「今、76歳だ。」 ということを、きちんと伝えた。
そのあとも、つるちゃんは、声には、出さなかったけど、
かめこの言葉を、全部、理解したようだった。



「何歳か?」 と、聞かれて、正確な歳は、つるちゃんは、もちろん言えない。
でも、今、子どもでも、18や19でも、31、2歳でもなくて、
実年齢としての感覚を持っているようだ。



今朝になって、
かめこは、これだけ分かってるのなら、もしや? と、思い、

『私が、かめこだって、分かる?』 と、聞いてみた。
つるちゃんは、
健康な人と同じ、普通の表情で、しっかり、
 『うん。』 と、うなずいた。
何度か、聞いたが、同じだった。



どうやら、つるちゃんは、
「今、自分が70過ぎになっていて、
           娘のかめこと暮らしている。」 
                             ことを、理解しているようだ。


上の文章だけ読むと、想像つかないと思うけど、
でも、つるちゃんは、外見上、パッと見、普通の人には、見えません。
今朝も、叫び声とか、あげてたよ。

【2006/03/25 13:13】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(18) |
田舎は、下宿屋さん
つるちゃんは、きのうも長湯だった。
お風呂から上がったら、気分が変わったみたいで、
いつものつるちゃんに戻ったみたいだった。


家の中を、ぐるぐる廻りだす。
お風呂の直ぐあとで、疲れてるから、かめこが、手を取って歩く。
(その時、ヘルパーのマーガレットさんは、お風呂掃除中)

そしたら、つるちゃんが、唐突に、言い出した。


『このごろ、いなかとかぁ・・・』      
        田舎?今、田舎って、言ったよね。
        『この頃、行ってない。』 って言いたいのかしら?

『つるちゃん、田舎、行きたいの?』
つるちゃん、大きく、うなずいた。
『田舎って、城下町のこと?』 (実際には、地名を言いました。)

つるちゃん、一段と、大きくうなずく。

         かめこは、とても嬉しくなった。
         つるちゃんと、「おばあちゃんち」 の話が出来る!

それで、
「実家の城下町」 が、思いだせるような、キーワードを意識して、
つるちゃんに、いろいろ尋ねてみた。


『つるちゃんの田舎は、旅館、やってたんだよね?』
         反応なし。 
それじゃぁ。。。

『つるちゃんの田舎は、下宿屋さん、だったんだよね?』
         (つるちゃんの実家は、
         下宿屋さんに毛が生えたような、旅館をやっていた。)

そしたら、つるちゃん、

『げしゅくげしゅく』 『げしゅくげしゅく
すごく嬉しそうに、何度も言った。その顔がピカピカして見えた。

もう一つ、つるちゃんが、特に喜んだ、キーワードは、


「蒸気機関車」
この言葉にも、つるちゃんは、目を輝かせた。
だから、かめこは、

『田舎には、蒸気機関車で、行ったんだよね。』 
『アイスマウンテンから、蒸気機関車に乗って行ったんだよね。』

って、何回も繰り返した。

その度に、
つるちゃんは、そのどちらにも、
  そうなのぉ。』  と言いながら、
すごく嬉しそうに、繰り返し、うなずいた。 


かめこも、とても幸せな気持ちになった。
だって、
つるちゃんと、大好きだった、「おばあちゃんち」 の、思い出話、したんだもん

                   つるちゃんの田舎の春

「かめこのおばあちゃんち」つまり、「つるちゃんの実家」が、旅館をやってた話が、
↓後半部分に載ってます。
「タイムトラベラー番外編」ーつるちゃんのおいたちー
http://turukameko.blog44.fc2.com/blog-entry-12.html 
 

この日、つるちゃんが、実家を「田舎」と表現した意味について」書いてあります。 
「今、としいくつ?」 
「タイムトラベラー番外編「つるちゃんのおいたち」」

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【2006/03/24 12:07】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(20) |
本日、待望の母子再会
2006年2月24日午前5時40分。
『かめこさん』 『かめこさん』 と、呼ぶ、つるちゃんの声。


「かめこさん?」 (今、うっかり、本名書いちゃいました。あわてて、訂正。)
     「・・・さん」。。。。。


『かめこだよ。』 『わかるんだね。』 『私、だれだか、わかるんだね。』
      つるちゃんは、ベットの中で、うなずいた。
      でも、顔は、曇っていて、まゆは、思い切り大きく“ハの字”
      ずっと、“ハの字”のまま。。。


『かめこだよ。』 『つるさんの、娘だよ。』        
      つるちゃん、眉、“ハの字”にしたまま、
      顔のしわも、瞳の光具合も、表情は、何も変わらないまま、
      うなずく。


      

実は、かめこは、小学校の1年生の頃から、
お母さんに、『かめこさん。』 と、“さん付け”で、呼ばれていた。
なんでも、小学校の、初めての保護者会で、担任の先生から、 
『きょうから、お子さんを“さん付け”で、呼んでください』
と、言われたそうな。
つるちゃんは、素直に従って、
その日から、娘を、 『かめこさん。』 と、呼んでいた。 



だから、きょう、 
『かめこさん。』 と、呼ばれたということは、

「目の前に居る人が、自分の娘だと、はっきり、分かった。」
        
と、いうことなんだ。 


『お母さん。』   

かめこは、ベットの中のつるちゃんに、呼びかけてみた。


『はい。』     
つるちゃんは、小さい声で、そう、応えた。


           
        2006年2月24日金曜日、曇り。
        トリノオリンピック、「フィギュアスケート女子」
        荒川静香選手、金メダル獲得の日。
        本日午前担当担当ヘルパー:ひまわりさん(今居る)は、
        字は違うけど、下の名前が、かめこと同じ。
        かめこ、ブログの下書きに、自分の本名を、何度も打つ。
 



2008年3月20日の記事に戻る。  「かめこを忘れたの?」 

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【2006/02/24 12:27】 | 良くなったこと | トラックバック(0) | コメント(25) |
プロフィール

かめこ

Author:かめこ
つるちゃんは、症状が出てから12年。
現在81歳。要介護5です。
家族は、つるちゃん・かめこ・かめこの夫
孫ミニーとデイジーは共に結婚して別居。
かめこは、乳がん手術を体験しています。
体力は無いけど、命の重さと自由の尊さを
知ってる人だと思います。

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